閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

同窓会幹事会

2015-11-14 10:58:34 | 閃き
来年正月に開催する高校時代の同級会の幹事会が開催された

これまで幾度となく開催され、今回は最終的な出欠の確認と当日の打合せである

出欠の返信はがきを確認したが、出席者は対象者の25%程、前回よりも少ない人数だ

これまでの5年に1度の開催を3年に1度に変更した事も影響していると思うし、相変わらず家庭の事情による事がある

物故者も3名あり、それぞれの事情を垣間見ると幹事を引き受けられる事の幸福を実感するのである


同級生といっても社会的な立場はそれぞれ違っているので、物事に対する考え方も違っている

しかし、そこは同級生、言いたい放題である

まあまあ、身内の事としてこれ位にしておきましょう、というところが落とし処なのである


各クラスから2名を選出した14名の幹事会の代表として幹事長がいる

いや、その前に裏のフィクサーといえるボスと市の公職を担っている輩が毎回裏方として仕切っているからこそ、継続できているのである

幹事長は議事を進めるのだが、流石に当日の司会などの表だった役目は遠慮したいという空気が流れてくる

当然立候補する者も無いので指名となるのだが、皆一応に下を向いてしまった

妙な沈黙が漂ったが、独断と偏見で決められていった

ここで、文句を言おうものなら立場が無いのを誰もが知っているので、文句を言うものなど居ない

流石に大人になったと感じた瞬間である


只単に同じ時に同じ高校を卒業したというだけの間柄で、殆どの者は日々の生活には何ら関係が無い者ばかりである

それが、同級会ということで又集まっただけなので、互いの距離感は微妙なのである

特に男女に於いての違いは大きいので、かつての様な気さくな付き合いは出来なくなる(正確にもよるだろうが)

恐らく、スーパーですれ違っても気付かないレベルなのだろうと考えている

しかし、この1年は何度か顔を付き合わしているので、気付くようになるのかもしれないと思うようになった


日頃、お付き合いするのと全く違って、同級生との付き合いは特殊である

幾ばくかの時間は、日々の社会的立場や事情から解放されて居ることに気が付く

今回は高校であるが、これが小学校、中学校、大学など、それぞれに違った付き合いが出来ると実感するのも同級生ならではなのだろう






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