閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

立春2016

2016-02-04 07:38:32 | 閃き
いよいよ新しい年になりました

昨日の節分には午後から時間を頂戴して近くの有名なお寺に行き厄年のお祓いをお願いしました

厄年のお祓いは42歳の厄年以来のことであれからもうこんなに年月が過ぎたかと今更ながらに驚きます

受付を済ませ、記念品を頂戴して本堂に座ります

僧侶の長い読経の中、一同がお祓いを受け災いが無い事を祈願しました

その後、境内に出て豆まきがあるのですが、明らかに私よりも背の低いお年寄りや女性の方々が詰めかけ、投げられた豆や餅に群がります

福を持ち帰ろうと必死の形相で夢中になられているので、私は危険を感じて後方へ引き下がりました

事実横に居た老人は地面に腹ばいになるように転んだ後、起き上がりもせずに落ちてくる餅や豆を拾っていました

頭上ばかりに注意していると老人の手を踏みそうなので更に後方へ下がりました

消極的ではありますが、周りの人達を押しのけてまで拾おうとはしませんでした

結局1つも拾えなかったのですが、ご近所のご夫婦に出会い拾われたお餅(福)を分けて頂きました


頂いた記念品の中には厄除けの御札と立派な枡と炒り豆が入っていました

孫が喜んで婿さんと共に家中の鬼を祓ってくれました

夜は妻と遅い夕食に恵方巻きを食べました

スマホで南南東を確認し、黙ったまま黙々と幸せを願いながら食べました


御神酒を少し戴いたら眠くなっていつしかうたた寝をしてしまい、朝は少し寝坊気味でした

こうして迎えた立春の朝は意外に清々しい朝でした

いつもより朝早く目覚めた孫は昨日戴いた紅白の餅を焼いて食べています

お正月程華やかな朝ではありませんが、幸福と祈り恙なく一年が過ぎる事を願う朝となりました

今日は午後から出張に出掛けます