閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

上下も利害も無い関係

2016-02-19 07:19:28 | 閃き
昨夜の夕刻、今年の正月に開催した高校の同級会の新旧幹事会が開催された

未だ肌寒い気候の中、仕事の都合が付く者が集うので出席率は6割程度であったが、いつ開催しても同じであろう

冒頭、収支会計報告の発表があり次回幹事の代表(幹事長)と開催日程を協議した

何事も無く無事開催された事もあり、反省らしい事項も無く、唯々懐かしさの余り会話に終始した者が殆どでよろしい結末であったと結論付けた

次回の開催については盆、正月は避けて5月のGWにすることにしたのは、我々の歳頃は子供達が孫を連れて帰省するため出席出来ないとの理由からだ

GWはそうではないかと言えば切りが無い話なのだが、返信はがきに記されたご意見の中にその手のものが目立っていた為に採用となったのだ


協議の後は懇親会である

仕事帰りということもあって車なので酒が飲めないものもいたが仕方の無いこと

それでも会話は盛り上がる

男女バラバラに座ることも無く、男女別れてのお喋りである

隣同士の会話も数人の会話もテーブル毎の会話もあり、話題が飛ぼうがズレようがお構いなしである

誰かが「上下も利害も無い者同士は気楽で楽しい」と言った言葉が印象的だった

確かに同級生はそういった立場に違いない


当時の性格も歳を重ねることで丸くなったり明るくなったりと変化しているので、久し振りなのだが先入観を払拭させられる所も面白さであろうか

1人の立派な大人として培ってきた人格がそれぞれから滲み溢れてくる気がした

互いの身の上話やお定まりの健康に関する話題も何処か新鮮に映るのは、顔は知っているのだが現状は何も知らない相手からなのであろうか

瞬く間に予定時間は終了し、次回開催の時での再会を約束して散会した

ほんの2時間ほどの関係も次回は数年後である

だから、上下も利害も無い関係として継続出来るのだろうと、家路に向かいながら考えた