閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

地域コミュニティーの誕生

2016-02-15 07:32:37 | 閃き
昨日の日曜日は春の嵐にしては少々過激だった夜が明けた朝は太陽こそ顔を出さなかったが、とても暖かな一日だった

そんな暖かな日に地元の奥様達が決起して立ち上がり、地元を住みやすい町にしたいと地元のお年寄りを対象にして第1回目の集いを開催した

対象は自治会でもご近所に限定して開催したが、それでも50人を超える方達が参加して頂いた


奥様達は、他の地域には小さなコミュニティーが既に存在するのに何故か私たちの地域には無い状況を鑑み、是非この地域にもと立ち上がったのだ

しかし、気持ちはあってもどうやって立ち上げたら良いか判らないので、1人の奥様からまちづくり会議に参加している私に相談をされていた

個人的にも同じ様な考えを持っていたので直ぐさま賛同して市側への交渉を買って出て、市の職員にも振り回されつつも今日を迎える事が出来たことは喜ばしい事である

勿論、このグループはボランティアだが、今時予算も無いボランティアは成り立って行かない

かといって、いきなり予算や補助がある訳でもないので、兎に角始めてみようということになったのだ


いつもは何か始めようとすると足を引っ張るだの無関心だのと後ろ向きな事が耳に入ってくるのだが、今回はそれを覚悟してのスタートだった

熱い気持ちに発起人のご婦人達の旦那さんも借り出されて、あれよあれよと色々なものが加わった

食器類も数が揃ったし、簡易的な畳のスペースも出来ていた

40年以上も前の祭りの写真や寺の晋山式の写真などが壁一杯に張り出され、食事を楽しいんだ後は古い祭りのビデオなどを観て楽しんだ

今回はお披露目という事でお年寄りを対象にしたが、コミュニティーは居場所を作る事であり老若男女が気楽に利用できる所が魅力となるので、先ずお年寄りから始めるというのは賛成であった

どこから聞きつけてきたのか地元のコミュニティー新聞も取材に来ていて、インタビューに答えていた代表の奥様の顔には気持ちが溢れているように感じた


区長が顔を覗かせて私に協議会との関わりを質問されたが、一切関係無いと応えた

これは名実ともに住民の意思で立ち上がっているので行政から依頼を受けたのでは無い、今後は市の施設や地域の有休施設を再利用して行く事や、住民からの要望に応じて催し物を開催して行く事について取り組んでゆくという目標も持っているが非力であるので、是非周りのご理解とご協力が必要である事を訴えた

後は継続である



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