大連事情

視察先の会社の工場は開発区にある

市内中心部から40分くらいで専用高速道路が整備されている

工場の周りは高級マンションが建ち並んでいた

建設当初は原っぱで周りは何にも無かったそうだが、海沿いを埋め立て、中国バブルもあり高級マンションが立ち並び、今では工場が景観を阻害しているようにもなっている

しかし、近隣の住民達にとっては会社は近くてありがたいと就業希望が多いという


中国ではメディア統制が行われている

BSNHKニュースで放送されていた中国人権活動家の死去に関するものが途中で画面が真っ黒になり音声も途絶えた

インターネットも閲覧制限があり、海外の情報を入手しようとすると繋がらないことがある

LINEも使えない微信というチャットツールが主流で、勿論会話内容は盗聴されているという


街は兎に角、道路が広く、ゆとりがある

車は多いがバイクをほとんど見ないのは大連は坂道が多い為だというが、比較的裕福で、大連では公共交通機関が整備され、路面電車や地下鉄、路線バスが整備されているのもその要因である

大連は博多市と姉妹関係にあるが、現在ではあまり活発に活動はされていないようである


大連は冬はマイナス１５度にもなるが、夏は３５度を超えるので、海水浴場としても人気がある

街を出歩く中国人達の姿は短パンとTシャツといったラフなものばかりで日本の中心部の場合とは雰囲気が違っている

ただし、人の多さは凄まじい感じがある

中国大連

中国大連に初めて訪問した

仕事の視察が目的である

滞在の期間は毎晩、中国の方たちとの食事会がセットされているし、親善ゴルフも企画されている

その中からいくつかお伝えしてゆこうと思う


中国大連は古くからの主要都市で、日本統治時代、満州国の主要都市として整備されている

中心部には現在でもその当時の建物が残されており、銀行やホテル、郵便局などとして現在も使用されている

大連市は中国で最も親日の場所である

大連市のお年寄りたちは鉄道を見ながら、あれは日本が作ってくれたもので、そのために大連は発展できたのだと感謝されていた

従って大連は日本人が最も住みやすい都市といってもよいと思うのだが、毎年１０％の割合で日本人の数が減っているという

その原因は企業の中国離れだという


中国は今でも公称７～９％の経済成長率を維持しているというが、主要産業である鉄鋼などの業績が悪いために実質は成長が止まっているようである

現在の中国の体制に対する不安要素は相変わらず存在するし、益々大きくなっている

滞在中にも中国の平和活動家の死去に伴うBSNHKニュースは途中で真っ黒になり音声も途切れた

食事も美味しく、街を歩いても日本語の案内表記が多いのも安心感があるし、多くのお店で日本語が通じるのもありがたい


今回はこれ位にしておきます

道徳教育

今年で最後にして欲しいとお願いしてある地元の中学校の評議員会へ出席した

今回も授業を参観させて頂いたのだが、この日は全校で道徳教育に関する授業を行っていた

これは文科省の方針で平成３３年から道徳が一般教科となる事を踏まえた事前の取り組みであるという

お聞きした経緯を説明してみる


道徳は今までは教科では無く指導要綱の範疇だったようだ

詰まり、必ず教えなければならない国語や数学などの教科とは異なり、授業に反映して生徒に指導してください、というレベルだった

従って教科書も無いから先生は自分で相応しいという資料を探してきてそれを教材として教えてきたのだが、平成３３年からは教科となるので、教科書ができ、それについて生徒の評価を行うことになるだろうということである


今回文科省が教科として取り入れる道徳は、グループで協議して決定したことが正しいかどうかは問題ではなく、決定したことをグループの決議として実行する

その結果をグループで評価してふさわしくなければ再び協議を行って対策を行ってゆくのだという

所謂、PDSAのサイクルを利用してゆくのだという


例えば、電車で立っているお年寄りに席を譲ろうと決めたのに、家族の為に席を確保する為にいち早く占領する父親の姿をどうキチンと説明するのかを先生にゆだねるのは可能なのであろうか

障害者に対する思いやりは理解できても、健常者の同等の立場に対する思いやりは根本的に同じであると教えられるのであろうか

道徳の教育は大賛成だが、その方法については是非吟味していただきたいものです

youtubeが正しい

時事ネタなので書くことに躊躇していたのだが、もうそろそろ良い時期だと思う

都議会選の大敗を受けて遂に休会中審査が行われたのはご存じであろう

私も、出来る限りNHKの放送を観たのだが、両院合わせて7時間の審査を観る事は出来ない

そこで便利なのがyoutube

色々観て行くのだが、UPしている人の意思によって切り取られたりしているので、そう感じたものは観飛ばして次を探した

そんな中で最もしっくり感じたのは自民党の青山繁晴氏の質問であった


青山氏は前置きで以前の状況を整理した上で、前事務次官の前川氏と前愛媛県知事の加戸氏に交互に質問をした

お二人の答えは全く正反対の回答が続いてゆく

これらの回答が各々の立場を反映したものであり、その隔たりが正しく岩盤といわれる既得権益の壁の様に感じた


この中で加戸前知事は重要な発言をしている

それは民主党政権になって、ようやく岩盤に穴が明きそうになった後に自民党政権に戻ったが何も進まなかった

それが国家戦略特区によって再び可能性が出てきたので、愛媛県会議員の知り合いに加計学園の事務局長がいたので飛びついて依頼したと証言したのだ

詰まり、安倍総理の友人である加計氏であるから、最初から加計ありきで進んだという前川氏の証言と違っている

この辺りの事は、テレビ、新聞を含め一切報道されていない

二人の証言を聴けばどちらかが虚偽であることになるのだが、それを立証するのは難しいだろう

ただ、加戸前知事がyoutubeで観たものが何であったか確認出来ないが、youtubeが正しいと言わざるを得なかったのは、今のメディアが如何に公正に事実を伝えていないかというメッセージだった気がしている


最後に、これは青山氏の意図であろうが、前川氏のスキャンダルについて質問する部分があった

前川氏は個人的なスキャンダルと加計学園の問題は別と反論したのだが、数十年に渡り岩盤規制に立ち向かって来た人と、スキャンダルを背負う人とどちらに信頼性があるのだろうか？と説いた気がする

原因不明の痛み

会社に出社して朝のラジオ体操をする頃に左大腿の内側に違和感があった

仕事が始まり一応のデスクワークを終えて立ち上がろうとした時に違和感があった左大腿の内側に激痛が走った

障ってみると内側にある筋の様な硬い部分である事が判った

しかし、判ってみても痛みが去るわけではない、遂に歩くには足を引きずる事になり、痛みで背も伸びないんでどう見ても昔の老人の如く腰の曲がった姿勢でしか歩けなくなった

座っていると何とかなるが、立ち上がろうとした時から痛みとの戦いが始まる

会社の皆からは早く病院へ行くように諭され、今週から予定されている中国行きにも支障が出るからと、終業時刻少し前に病院へ行く事にした

お世話になったいつもの整形外科で診察頂いた


レントゲン写真をとり、触診を行った結果は不明

兎に角安静にして様子をみる事だという

処方されたのは痛み止めと湿布、マッサージや半身浴は駄目だという

家に帰り家族からも心配されたが、痛み止めを飲んで誤魔化すのはちょっと心情的に反発感がある

その夜は早々に就寝する事にした

その成果なのだろうか、今朝は少し痛みも治まりかけている


相撲の力士が行う又割りの様なストレッチを行って股関節を柔らかくする必要があると今は感じている

運動不足による身体の固化が進行しているのであろう

色々出てくる