カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

菜の花の川

2016-03-13 10:03:37 | 日記
 ウオーキングコースの一つに木山城跡公園を巡るコースを設定している。

 季節毎に咲くいろいろな種類の木が植えられ根元には句碑が設置されているので開花を楽しむ。

 そのコースの途中に「鉄砂川」という昔は砂鉄でも採っていたのかと思わせる名前のついた小さな川を渡る。

 水量が少ないのと、土砂などが島のように連なって堆積したところには年中草が生えている。

 所々に菜の花が咲いているのは橋の上から見ていたが、今日の開花状況は凄かった。

 
 (鉄砂川の菜の花)

 川底が全部菜の花で埋めつくされ、川の形状にあわせて黄色い流れになっていた。

 川沿いに少し歩いてみたが、上流も下流もず~っと黄色の川は続いていた。

 「菜の花川」と呼んでいいくらいだ。

 目的地の木山城址公園には、早咲きの桜と白木蓮が咲き始めていた。

 
 (一本だけ咲いていた桜)
 
 (白木蓮)
 
 (白木蓮の根元の句碑)

 「白木蓮ひらくよすべて天を向き」(野瀬潤子)の句が添えられていた。

 確かに下を向いた花はない。

 蓮の名がつけば下を向くわけにもいかないのだろう。

 あと10日もすれば、桜の開花が話題にのぼり、日本列島を北上していくことになる。

 「この僕も時の狭間に落ちる砂」

 

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コメント
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