カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

コンクリート剥がし作戦

2017-12-21 10:15:47 | 日常あれこれ
 震災後、早々に解体され一早く賃貸ワンルームに建て替わった東隣りが俄に騒がしくなった。

 建物は10ヶ月ほど前に完成し既に入居している人も何名が居る。

 先月中旬頃、12月の17日までを工期に、建物の周りを再工事するので迷惑を掛けるがよろしくという文書が来た。

 ワンルームを管理する住宅会社からで、工事箇所も添付されていた。

 ところが先ず始まったのは境界ブロックの設置だった。

 何でも数センチ北隣とずれていたとかで、弁護士を間に挟んでのややこしい話がようやく決着したのだという。

 

 我が家との境界ブロックは、中央に設置して費用折半という私の申し出を、自分の地積内で自分の負担でやると辞退された。

 ところが北隣りとの境界ブロックの設置が終わり我が家との接合点の修正も終わったところで、北隣のL型のコンクリート壁の工事が始まった。

 なんでも北側の土地が高い位置にあるので、耐震強度に優れたL型コンクリートで補強することが合意条件だったのだと、北側の住人はこぼしていた。

 よって両家の境界はL型の塀と普通のブロック塀と平行に二重に設置された塀の接合面ということになった。

 なんと目出度い話ではあるのだが、3つの土地の接合点は複雑な様相を呈することとなった。

 それでも工事も終わり震度3程度の揺れが連日続いていた我が家としてはホッと出来る平和な一時が訪れたのだ。

 が、それもつかの間、突然のマシンガンの乱射のような音に、すわ何事かと音源を探索した。

 

 何と、12月17日までには終わりますご迷惑をかけます、という文書の日付が過ぎた20日にマシンガンの乱射が始まったのだ。

 一気に仕上げて近所迷惑を最短時間で終わろうという作戦計画のようで、我が家との境界の南北の両側からマシンガンを撃ち始めた。

 南側が機材が大きいらしく音も破壊力も優勢で、昼休みも夕飯もお構いなく戦闘は続いた。

 暗くなって点灯した賃貸ワンルームの灯りの下で、今度は人力によるコツコツという音が夜の静寂にこだました。

 と、まあ、戦記ものか文学ものか意味不明の文章にならざるを得ない状況が続いている。

 揉めたブロック境界は別として、施工完了して10ヶ月しか建っていない周りのコンクリートを何故もう剥がしてやり替える必要があるのだろう。

 ????が幾つも頭に点灯した。

 多分答えは、剥がした後がどのような姿に変容するかまで待てということだろう。

 希望としては早く答えを出すべく頑張って貰って、静かな新年が迎えられたらいいなということである。

 ブツブツ言いながら郵便受けを見に行った相方が、来年のカレンダーを持って帰って来た。

 名刺も入っていて、名刺の裏には「ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします」と手書きされていた。

 ワンルームの住宅管理会社の担当者の名刺だった。

 ブツブツがぷつぷつ程度までにはレベルダウンはしたのだが・・・。

 
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コメント
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