カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

猫島(天草・湯島)にて

2018-04-28 09:30:21 | 日常あれこれ
 季節は良いし波も穏やかで、風もほどほどということで快適な連絡船だった。

 港には鯉のぼりが初夏の風に揺れていた。

 

 案内図を一応頭に入れたつもりだが、距離の表示もないので適当に路地をうろつくことになる。

 この湯島は周囲4Kmと紹介されているので、、普通に歩いても1時間もあれば1周してしまえるほどの小さな島。

 そうした先入観が経路だの距離だのという、基本的な考え方を最初からなくさせてしまう。

 
 (湯島の家並み)

 平地が少なく島の頂上付近に名物の大根畑があるものの、海からいきなり山手になるので集落はすべて斜面にある。

 道も人間が歩く幅を基本としているので、バイクがエンジン付の車両では限度である。

 バイクに乗ったお坊さんに二度逢ったが、今日はなにか法事でもある日なのだろうか。

 止めてあった一輪車が邪魔でお坊さんのバイクが通れなくなり、私が一輪車の移動をすることになった。

 お寺関係の施設の横には神社があった。

 
 (諏訪神社)

 水に関係するところには全国どこにも諏訪神社は存在する。

 鳥居をくぐると極端に急な石段があった。

 こんな急な石段は初めてだった。

 映画「転校生」の神社の石段を転げる場面など、この石段をみたら考えつかないだろう、命が危ない。

 町の人達と話をしたりしながら路地から路地をのんびり歩く。

 

 立ち止まるとどこからともなくニャンコが足元に・・・。

 

 場所によって色合いが少しずつ違っていたりする。

 

 でかくて貫禄があって、しかも愛嬌がいい猫が段ボールの箱から出てきたのでカメラを向けたら、やおら座ってそのうち目を瞑って眠りそうな雰囲気になってしまった。

 何匹かお腹の大きい猫も見かけたので、暫くしたら小さな猫が跳ね回ることになるのだろう。

 「乙姫屋」という食堂を紹介されて、昼食を予約しておいてまた家並みをうろつく。

 この島には旅館も3軒ほどあるが、食事は予約が必要なようだ。

 乙姫屋のオーナーはまだ若い女性で、海女をしているとのこと。

 自分で捕ってきたものを主体に、おいしい食事を提供してくれた。

 

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コメント
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