カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

震災から2年・・益城にて

2018-04-16 10:51:22 | 熊本地震
 熊本地震で甚大な被害を及ぼした2度目の震度7から2年が経過した。

 今朝の未明というか、深夜の1時過ぎだったから15日の夜といった感じで、14・15日と連日のイメージがある。

 昨日各地で慰霊祭などが催されていたようだが、実際は最初の震度7で避難していた人達も自宅に後片付けなどに帰っていて、次の震度7で家屋が倒壊し、犠牲となった人が殆どである。

 一年前のブログを見ると、4000回以上の揺れによる地震酔いも収まって、少しは冷静に周りが見えるようになっている。
熊本地震から一年に思うこと
 4月16日は一年前に熊本で二度目の震度7が発生した日である。 本震より強い揺れの余震もあるまいと思っていたら、今度のが本震で前回の震度7は前震だったという前代未聞の発表があっ......

 電柱も傾き避難所となって24時間灯りの消えることはなかった体育館も今は更地になっている。

 
 (1年前)
 
 (現在)
 先日付近を歩いていたら、体育館の跡地を眺めている年配の夫婦に出会った。

 沢山の避難者で溢れていた体育館でボランティアとして活動したという話で、更地を眺める様子は感慨深げだった。

 

 一年後に少し開かれた野球場も直ぐに閉鎖され、堤防沿いの道路のコンクリート擁壁も小中学生の壁画もろとも取り替え工事中である。

 毎年小中学生が卒業の年に描き続けて約2Km近くになっていたものだ。

 再利用するのかと思っていたら、もっと大型の頑丈な構造のものに替えるという話だから、破棄されるのだろう。

 
 (1年前)
 
  (現在)
 キャンピングカーが頑張っているように見えた町の一角も取り壊され更地が広がる。

 ただ元の位置に何故かキャンピングカーが駐車されていて、当時の風景を思い出させる。

 

 カメラに収めていたら、極端に馴れ馴れしい猫が足元にまとわりついてきた。

 とても大きな猫で、ピンクの首輪をしていた。

 ついてくることはなかったので、多分その付近の家の飼い猫なのだろう。

 工事用の車が走り回る埃っぽい町中で、ノンビリした猫にはほっこりさせられる。

 
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コメント
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