カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

暑つ~い、草刈り物語

2018-08-12 10:07:29 | おでかけ
 田舎の相方の実家に人が住まなくなって数年が経過する。

 相方の甥っ子が相続しているのだが、町で暮らしているし仕事もあって管理がままならない。

 仕方がないので我が夫婦で時々、思い出せば家の周りの除草程度は手伝っていた。

 ところが、先般お墓の掃除で一緒になった近所の人から、実家の建物から少し離れた場所の菜園に雑草が繁茂し、その草に虫がついて、付近にある隣り近所の菜園まで進出して、害を及ぼすので何とかして欲しい、と、苦情とも要望ともつかぬ話があった。

 その時は、同じ田舎に住む親類の者が対応してくれたのだが、先般通りかかったら境界の部分だけ草刈りをしてあるので、又もや親類がやってくれたのかとお礼の電話をしたら、草刈りをした覚えはないという返事。

 これはいかん!、完全に近所の人がやってくれたに違いないと、慌てて相方と二人で鎌や蚊取り線香・防虫スプレー・ア暑さ対策などを準備して草刈りへ出発。

 

 菜園は、以前は野菜などを作っていたが、今はミカン・柚子・柿などがあるだけ。

 それに隣の竹山から、竹が侵入してきて菜園のほぼ半分くらいは竹山の状態になっている。

 除草剤も考えたが、土手の部分の草まで枯らしてしまうと、大雨などで土が流されるのでむしろ土手の保護のためには草があった方が良いという話だったので、当分草刈りで凌ぐことになった。

 

 山羊などがとても好んで食べる種類の草なのだが、これにもの凄い数の虫がついている。

 草を揺すると、虫も自身の身体を激しくゆすって威嚇するというか警告というか、独特の動きをする。

 虫が好む対象の草を除草し終えたら汗ぴっしょり、面積からしてもう二度と鎌などでの除草はするものかという気分。

 帰りにホームセンタに寄って、刈り払い機を購入した。

 エンジン付だと燃料の購入・保管場所、それに現場までの乗用車に積んでの移動など問題が多すぎるので電動式にした。

 

 二つ折りになって箱に収まっているくらいだから、乗用車でも簡単に運べる。

 エンジン式のものに比べて、多分刈り払い能力や作業の継続時間などに問題はあるだろう。

 

 モーターが回転歯の直ぐ傍にあり、バッテリーは普通のエンジンがある部分に付けるようになっている。

 ちょうど中央付近が接合部分で、電極が着脱出来る仕組みになっている。

 組み立てて試しに回転はさせてみたが、実際の草の刈り払いはやっていないので、結果は次の除草の時期までおあづけ。

 なるべく雑草の若い時期に、サクサクと切れる状態のときに早めに取り掛かるのが多分いいはずだ。

 と、ここまでは捕らぬタヌキの話で、先送り・面倒くさがり・いい加減がモットーの我が家とすれば、かなりハードルは高いのだ。

 ここで、「草刈りをする日は、甥っ子に草刈りの招集をかけよう」と相方が言い出した。

 なるほど、当事者意識の涵養を図ることが我々のつとめであることを忘れていた。

 
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コメント
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