カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

雲(蜘蛛)をつかむような話

2018-08-16 10:09:51 | 日常あれこれ
 毎年、今年の夏はどうのこうのと例年より厳しい話になるが、確かに今年は別格だろう。

 まず気温が違う、豪雨が半端な量じゃない、台風のコースが前代未聞で長く逗留する。

 ざっと思いつくだけでも気分が優れなくなる。

 
 (入道雲)

 先日久しぶりに入道雲を見た。

 これだけの暑さなら上昇気流で必ず入道雲が発生し、雷が鳴ったり夕立が来たりしたものだが、今年は少ない。

 この日の入道雲もここまでで、大きくなれずそのまま平らになり消えてしまった。

 空の雲が駄目ならと、庭では蜘蛛が頑張っている。

 
 (庭の蜘蛛)

 どこに居るのか頭を捻るような写真だが、中央付近に偽装しながら映っている。

 以前は噴霧の水まきくらいではビクともせずに巣の中央に陣取っていたが、先日は水に反応してサッと枝の方に移動した。

 よく見たら、小さな子供の蜘蛛がいたので、きっと子供を庇うためにとった行動だと思う。

 蜘蛛の母性愛なるものにちょっと驚いた。

 家の中にも蜘蛛はいる。

 
 (家の中の蜘蛛)

 巣をかけない蜘蛛で、非常に小さくて面白い。

 増えすぎても困るので、見つけると両手で包んで外に放り出すか、追い立てて自分から窓の外に跳び出させる。

 普通は歩くが、追うと10センチくらいジャンプするので、ぴょんぴょんを繰り返させて窓の方へ誘導する。

 結構誘導されて自分から跳び出して行く愛嬌者なのである。

 先日、室内の変な蜘蛛ということで、とあるご婦人にこの話をしたところ、「私の家の蜘蛛は凄いです」と我が家の蜘蛛の話より格段に面白い話をされた。

 何でも、寝ている布団の上を蜘蛛が歩いていたので追い払おうとしたが、普段はさっさと逃げる蜘蛛が布団の端で動かないので追い立てたら、暫くして小さな蜘蛛が追いかけてきて動かない蜘蛛の背に乗ると、途端にサッサと逃げ出したという話である。

 「蜘蛛にも親子の愛情があるんですねえ」と話す方も、聞く方も呆れながらの蜘蛛談議になってしまった。

 家の外には巣を張る蜘蛛、家の中には巣を張らない蜘蛛と棲み分けているようだから、いまのところ蜘蛛とはトラブルは無い。

 空の「雲」といい、「蜘蛛」の親子の話といい、いわゆる雲をつかむような話で、なかなか落ちない話は本日これまで。

 「送り火に火傷しそうなカンナ燃え」

 
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