カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

台風と終戦の日と結婚記念日のお話

2019-08-15 12:42:57 | 日常あれこれ
 台風は豊後水道を北上し、瀬戸内海から中国地方に上陸する公算が強くなった。

 今回の台風の特徴として、暴風域が中心の東側に偏っていたため、中心の西側では風はそれほど強くはなかった。

 
 (今の空模様)

 ただ台風の北上に伴って、吹き返しの西風がやや強く吹き始め、時折西側の窓へあたる雨音が強くなりはじめた。

 当地について言えば、今度の台風は風よりも雨の方が影響が大きいようだ。

 

 南東の風を想定したトマトの支柱だったが、想定方向とは反対の吹き返しの風に対応出来るかという話になった。

 今の状況なら、夕立時の風の方がむしろ強いくらいだから、多分不戦勝にもっていけそうである。

 西日本全般としてみれば、台風に伴う空の便を始めとした交通機関の乱れは、帰省からのUターンにも多大の影響を及ぼしている。

 台風に多少気勢をそがれ気味になったが、今日は終戦記念日ある。

 終戦から74回目の戦没者慰霊祭は、令和になって初めての終戦記念日に、新天皇・皇后両陛下を迎えて挙行された。

 天皇の言葉と、三権の長のそれぞれの言葉を興味深く聞いた。

 「反省」という言葉を明確に使ったのは、天皇だけだったような気がするが・・・私の聞き違いかも。

 多くの犠牲の下で今の繁栄がある、といった文言一つにも多くの意味が含まれている。

 
 
 思いを述べるには、この写真一枚で事足りるような気もするのでやめる。

 ただ、私が生まれる2ヶ月前には、父は言うところの英霊になっていた。
 
 「はじめから散骨でした海ゆかば」・・・・しろ猫
 「戦とは父が帰ってこないこと」・・・・・しろ猫

 さて、湿っぽい話ばかりと思いきや、8月15日は目出度い日でもある。

 私と相方の結婚記念日であり、それも50周年で一般的には金婚ともいう。

 当地でも、地方自治体や地方紙などが金婚夫婦として顕彰したりしているが、我が家ではその手のイベントは一切無し。

 相方の両親が金婚を迎え、表彰を受け金婚式を大々的に行い、私も紋付袴で謡を唸ったりもした。

 一部始終をビデオに収め編集し両親に送った。

 何度も何度も繰り返し見ていた義父は、2年後に亡くなった。

 相方にとって、金婚式は験が悪いということらしい。

 結婚50年を、単なる通過点にしてしまおうということで、私も反対する理由はない。

 私達が黙っているので、子供を含め誰も私達の金婚は知らない。

 

 もし、台風がこのまま温和しく過ぎ去ってくれれば、いつもの通り夕食のおかずで乾杯だ。

 「人生の余白ではない夫婦旅」・・・・しろ猫

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コメント
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