カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

涼しかった菊池渓谷

2019-08-22 19:53:51 | おでかけ
 気温は昨日ほどではないが、とにかく蒸し暑い。

 折角なので、昨日訪れた「菊池渓谷」の涼しげなところをUPしておこう。

 「日本の滝百選」にも選ばれている渓谷の滝であるが、そのいくつかを紹介する。

 

 

 

 水量は例年よりやや少なめのような気がするが、それでも近寄れば水しぶきと冷たい風が吹き上げてくる。

 上流に近いところに河原が広くなっている所があって、足の冷たさを我慢すれば何とか対岸に渡ることができる。

 

 痺れるほどの冷たさを我慢しながら中央付近から下流を見ると、木々の間から差し込む陽光に水面から立ち上った霧状のものが、下流に向かう風と共にゆらゆらと流れていくのが見える。

 ここは「日本名水百選」にも選ばれてる。

 「菊池渓谷」は、「菊池水源」と呼ばれたり、古くは「深葉渓谷」とも呼ばれていた。

 「日本の森林浴の森百選」や「水源の森百選」にも選ばれていて、森と水が売りの自然休養林なのである。

 渓谷の入口付近に「野口雨情の詩碑」がある。

 
 (野口雨情の詩碑)

 「深葉渓谷 木もまた水も 岩もうつくし あのながめ」

 詩人の野口雨情が昭和九年十月に、この地を訪れた際につくった詩ということである。

 渓谷は右岸の流れの直ぐ横を歩くコースと、左岸の舗装されたやや高い場所を歩くコースがあって、二つのコースは途中の3つの橋によって結ばれている。

 歩くコースは、年齢・体力・ユックリ出来る時間などによって、各自のペースにより設定する。

 ただし、現在は左岸の舗装道路側の二番目と三番目の橋の間が、倒木のため道路整備中で通行できない。

 コンスタントに最上流部まで遊歩道を歩けるのは、左岸から「広河原」までの区間である。

 初夏の深緑、今頃の猛暑の滝の風、そして秋の紅葉の季節には、渓谷がそれぞれに別の顔を見せてくれる。

 リピーターが多い所以である。

 「日の名残楽しみながら生きていく」・・・・しろ猫

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コメント
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