今日は冬期に入って最低気温の朝を迎えた。
気圧配置と、放射冷却が重なって今期初めての氷点下の朝。
▲(今朝の空)
今年も残すところ1週間になってしまった。
子供達がいる頃は、間にクリスマスがクッションとしてあるので、新年はちょっと間のある感じもしていたが・・。
▲(残り少ないカレンダー)
クリスマスなどの中間イベントに関係がなくなると、12月はいきなり正月が目前に迫って見える月に・・。
最低気温は下がったが、最高気温はむしろ直射日光が降り注ぐ分暖かく感じる。
久し振りに日中に歩きに出た。
途中で、交流センターの「本の絆コーナー」を覗いてみた。
▲(西洋史の本)
▲(日本の民話全集)
▲(徳川家康26巻)
まとめて本を持ち込む人は、年末の大掃除と思い切った断捨離を同時にやろうとした人だろう。
全集本などの断捨離は、以外と本人としては吹っ切れた気分や爽快感もあったりしたのでは・・
問題は、どうしても読みたいと注文までして手に入れたお気に入りの本などの処置。
どうしても、決心が着かずその内に体力もなくなったら、棺の中にでも入れて貰うしかない。
帰り道で、思い切った断捨離を見てしまった。
▲(伐採されてしまったメタセコイアの並木)
小川の両岸にズラリと並んでいた並木が、ほぼ全てにわたって伐採作業の最中だった。
最後の一本は、途中まで切られた状態でポツリと・・
日当たりや落葉などで住民の苦情もあったのだろうか。
開放された空間を眺めると、少し薄ら寒い思いがした。
断捨離・・・嫌な響きだ・・
断捨離は、その言葉にさえ本能的にやや抵抗を感じるものがある。
やがて、自分をさえ捨ててしまう時期が来ることが判っているからだろう。
「夕べつく鐘はまあるい音で鳴る」・・・しろ猫
もう少し修行が必要ということだろう。