比較的穏やかな年末の日々が続いている。
小さな復興途上の町だが、車や人通りが少し慌ただしくなってきた。
車庫沿いのフェンスに沿って枝を伸ばしているピラカンサの赤い実が少なくなっているのに気がついた。
▲(赤い実が少なくなったピラカンサ)
毎年、年内に鳥が食べてしまうのだが、去年は殆ど残ってしまいポタポタ落ちる実の処置に往生した。
ところが今年は、赤い実の売れ行きは上々のようである。
▲(表側のピラカンサの実)
どうやら鳥も食事には、目立たない場所から取りかかっているらしい。
表の方も以前はもっと実が多かったので、ぼちぼち表の方にも食指を伸ばしてきたようだ。
暮れも残り2日となると庭の花もめぼしいものはない。
鉢以外で、庭でやっと咲いているのは・・
▲(小菊(黄))
▲(小菊(赤))
▲(バラ(赤))
バラも蕾の段階で強い寒波に見舞われると、意気地の無い姿になってしまう。
開花の時期と天候がうまくまとまれば開花するという具合。
さて、残すところ2日になって帰省第一陣が本日の予定。
本当は昨日だったのだが、緊急の用務が入って急遽一日延期になっていたもの。
正月用のミカンを買いに2度目の買い出しに出かけた。
飾り物の蜜柑ではなくてひたすら「食べる競技会用のミカン」である。
子供達も交えた食べ比べの前に、夫婦で準備したものを全部食べてしまった。
買い出しに車で移動中に電話が来た。
運転中で出る事が出来ず、一時駐車出来る場所で折り返し電話したら今度は相手が出ない。
蜜柑を買って帰り着いたところで、交番から電話があった。
小・中学校からの同級生が私の家が分らず交番に居るのだという。
▲(届けられた野菜その他)
同級生の車の中には、私に届けるつもりの野菜が・・
白菜やカボチャの他に、段ボールには各種のもの。
お盆の頃、シャインマスカットを大量にくれた同級生である。
暮れの墓参りの途中に彼の家に立ち寄って、ほんの少しのお礼の品を届けた。
今度は、そのお礼だということらしい。
昔・昔、島倉千代子の歌で「♪送って行って~送られて~その又帰りを送って行って~♪」なんていう歌があった。
確か、この歌の最後は送ったり送られたりで、とうとう夜が明けたとう歌詞だった。
この歌を聴いたことのある人は、相当に古い人類に属するが・・。
品物を貰って・お返しして・そのまた帰りに頂いて等と言う無限地獄に突入は御免被る。
よって来年からは、貰いっぱなしにすることを、ここに宣言する。
出来れば、話が出たときは厳しく断ることにする。
やんわり断っても、言うことを聞いてくれないのだ。
「つるつるもザラザラもあり冬木立」・・・しろ猫
でも、同級生のくれる野菜や果物はどれも美味しいのが難だ。