散歩コースの一つにある街角の小さな社が、通る度に気になっている。
普通は常緑樹や、針葉樹などで、こうした社は緑に覆われているのが場合が多いのに、葉の落ちた木や枯れたままの葉っぱが目だって違和感を覚えていた。
そのうちに遅ればせながら新芽を吹くのかなと思っていたが、このいちばん緑の濃い季節を迎えてなお枯れ枝ばかりとは・・。
針葉樹の槇や常緑樹や落陽の銀杏まで、ことごとく枯れている。
周囲をとりまくツツジの囲いも、2~3本を除き枯れているようで葉っぱが出ていない。
境内というべき場所も雑草が茂り始めたが、背の小さい小型のものばかりというのも不思議。
この一角以外は普通の緑の植生が広がっているので、ここの異常さが際だったいる。
地域の祠を守っていたコミュニティーが崩壊しているのだろう、誰も顧みる余裕はないようだ。
震災から一年二ヶ月が経過し更地がドンドン増えつつある。
草木が一本もなかった解体後の更地に草が蔓延り、そこは数年前からこんな草地だったと思わせるような風景があちこちに展開している。
突然他所から町を訪れたなら、きっと昔からある風景だと思うだろう。
持ち主が残した庭木や生い茂る雑草が、上空からでも見ない限り地上からの観察ではそこは宅地でかつては家があったのだとは思わせない所の方が多い。
震災からもう一年二ヶ月が経ってしまった場所と、まだ一年二ヶ月しか経っていない場所がそこにある。
「六月の肥後の匂いや城に雨」
にほんブログ村
普通は常緑樹や、針葉樹などで、こうした社は緑に覆われているのが場合が多いのに、葉の落ちた木や枯れたままの葉っぱが目だって違和感を覚えていた。
そのうちに遅ればせながら新芽を吹くのかなと思っていたが、このいちばん緑の濃い季節を迎えてなお枯れ枝ばかりとは・・。
針葉樹の槇や常緑樹や落陽の銀杏まで、ことごとく枯れている。
周囲をとりまくツツジの囲いも、2~3本を除き枯れているようで葉っぱが出ていない。
境内というべき場所も雑草が茂り始めたが、背の小さい小型のものばかりというのも不思議。
この一角以外は普通の緑の植生が広がっているので、ここの異常さが際だったいる。
地域の祠を守っていたコミュニティーが崩壊しているのだろう、誰も顧みる余裕はないようだ。
震災から一年二ヶ月が経過し更地がドンドン増えつつある。
草木が一本もなかった解体後の更地に草が蔓延り、そこは数年前からこんな草地だったと思わせるような風景があちこちに展開している。
突然他所から町を訪れたなら、きっと昔からある風景だと思うだろう。
持ち主が残した庭木や生い茂る雑草が、上空からでも見ない限り地上からの観察ではそこは宅地でかつては家があったのだとは思わせない所の方が多い。
震災からもう一年二ヶ月が経ってしまった場所と、まだ一年二ヶ月しか経っていない場所がそこにある。
「六月の肥後の匂いや城に雨」
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます