今日は朝から雨模様の天気だし、昨日に引き続き江津湖畔の句(歌)碑めぐりの記を。
マップに従って、動物園側(下江津)から上江津湖の方に遊歩道を歩く。
江津湖を跨ぐ2本の橋の内の、植物園側の江津橋の下をくぐって水辺沿いの遊歩道は続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8a/60f661062ce0059effb531d6bef72511.jpg)
(江津湖で一番狭い箇所)
この2本の橋(斉藤橋と江津橋)の間に、句(歌)碑が4基比較的まとまって建っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ad/604f2ed0667b986e0e3c23fb4b3eea08.jpg)
(安永蕗子の歌碑)
「はなびらを 幾重かさねて夜桜の あはれましろき 花のくらやみ」・・・・安永蕗子
数々の賞に輝く、現代日本歌壇の大御所の歌。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d5/dbe6d90b280c4e733e58ee7cb5473ac4.jpg)
(藤崎久をの句碑)
「蜻蛉に空あり 人に汀あり」・・・・藤崎久を
で、汀を眺めてみると・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6b/09da7314a881c5b39db2167c3bb4b57c.jpg)
(湖畔の彼岸花)
白い彼岸花が沢山咲いていた。
直射日光の強い日だったが、適度に植栽がなされた遊歩道は日陰を求めて歩くことも出来る。
日常的に歩いて運動しているらしい人達とも時々出会う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/61/7666e272893cbd4f0d3365f8c63ac515.jpg)
(有働木母寺の句碑)
「流れゆく 水葱に照り添い 江津の月」・・・・有働木母寺(もっぽじ)
水葱という字が読めなかった。
帰って辞書で調べたら「なぎ」と読み、ミズアオイの古名とあって季語は夏。
月が主役の句のようだから、季節は秋か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/0b20b0c4f07ee13f4872298150691dfd.jpg)
(綴敏子の歌碑)
「天霧らひ 雪降る湖に寂かなる 光はありて 鴨ら相寄る」・・・・綴敏子
季節は冬、天霧(あまぎり)に包まれたように曇って見える日。
確かに冬の江津湖は、湧水のため凍ることがなく渡り鳥の天国。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/34/18f8c363ffc0ff23bfe5a03160cd7cd1.jpg)
(富永兆吉の句碑)
「音のよさ まいっ時櫓で 漕いでくれ」・・・・富永兆吉
東バイパスに架かる橋の直ぐ西側の遊歩道沿いにある句碑。
ただし、遊歩道が一部二股に別れているので湖畔沿いの遊歩道を進む。
肥後狂句の一句で、櫓で船を漕いでいた頃の古い和船で、多分櫓べそといわれる部分の、ぎ~っぎ~っという音だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/0f/adf3ac00f44cda4fdb671636105f8b1b.jpg)
(中村汀女の句碑)
「つゝじ咲く 母の暮らしに 加はりし」・・・・中村汀女(ていじょ)
石の文字は、苔むして殆ど読めない。
中村汀女の生家の庭にあった碑を、ここに移設したものらしい。
日本を代表する俳人で、江津湖が作句活動の拠点。
実は、二股に別れた遊歩道のもう一方を歩いてしまい、帰りにやっと出会ったのが、中村汀女と富永兆吉の句碑。
句碑はまだ江津湖の上流部へと続くが、本日これまで。
また、明日の心なのだァ。
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江津湖を跨ぐ2本の橋の内の、植物園側の江津橋の下をくぐって水辺沿いの遊歩道は続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8a/60f661062ce0059effb531d6bef72511.jpg)
(江津湖で一番狭い箇所)
この2本の橋(斉藤橋と江津橋)の間に、句(歌)碑が4基比較的まとまって建っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ad/604f2ed0667b986e0e3c23fb4b3eea08.jpg)
(安永蕗子の歌碑)
「はなびらを 幾重かさねて夜桜の あはれましろき 花のくらやみ」・・・・安永蕗子
数々の賞に輝く、現代日本歌壇の大御所の歌。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d5/dbe6d90b280c4e733e58ee7cb5473ac4.jpg)
(藤崎久をの句碑)
「蜻蛉に空あり 人に汀あり」・・・・藤崎久を
で、汀を眺めてみると・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6b/09da7314a881c5b39db2167c3bb4b57c.jpg)
(湖畔の彼岸花)
白い彼岸花が沢山咲いていた。
直射日光の強い日だったが、適度に植栽がなされた遊歩道は日陰を求めて歩くことも出来る。
日常的に歩いて運動しているらしい人達とも時々出会う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/61/7666e272893cbd4f0d3365f8c63ac515.jpg)
(有働木母寺の句碑)
「流れゆく 水葱に照り添い 江津の月」・・・・有働木母寺(もっぽじ)
水葱という字が読めなかった。
帰って辞書で調べたら「なぎ」と読み、ミズアオイの古名とあって季語は夏。
月が主役の句のようだから、季節は秋か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/18/0b20b0c4f07ee13f4872298150691dfd.jpg)
(綴敏子の歌碑)
「天霧らひ 雪降る湖に寂かなる 光はありて 鴨ら相寄る」・・・・綴敏子
季節は冬、天霧(あまぎり)に包まれたように曇って見える日。
確かに冬の江津湖は、湧水のため凍ることがなく渡り鳥の天国。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/34/18f8c363ffc0ff23bfe5a03160cd7cd1.jpg)
(富永兆吉の句碑)
「音のよさ まいっ時櫓で 漕いでくれ」・・・・富永兆吉
東バイパスに架かる橋の直ぐ西側の遊歩道沿いにある句碑。
ただし、遊歩道が一部二股に別れているので湖畔沿いの遊歩道を進む。
肥後狂句の一句で、櫓で船を漕いでいた頃の古い和船で、多分櫓べそといわれる部分の、ぎ~っぎ~っという音だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/0f/adf3ac00f44cda4fdb671636105f8b1b.jpg)
(中村汀女の句碑)
「つゝじ咲く 母の暮らしに 加はりし」・・・・中村汀女(ていじょ)
石の文字は、苔むして殆ど読めない。
中村汀女の生家の庭にあった碑を、ここに移設したものらしい。
日本を代表する俳人で、江津湖が作句活動の拠点。
実は、二股に別れた遊歩道のもう一方を歩いてしまい、帰りにやっと出会ったのが、中村汀女と富永兆吉の句碑。
句碑はまだ江津湖の上流部へと続くが、本日これまで。
また、明日の心なのだァ。
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