白雲去来

蜷川正大の日々是口実

小沢さん。また大訪中団を組織して、尖閣問題を談判してきてよ。

2010-10-02 19:20:12 | インポート

九月尽(木)雨。

 目を覚ませば雨。このくらいの雨は涼しくて良い。月末につき、朝食後は支払いに廻った。公共料金や印刷機のトナーの代金など、いざ支払いとなると眩暈がしてくる。終了後は事務所にて「燃えよ祖国」の原稿チェック。いくら好きなこととはいえ、毎月大変である。しかし、街頭行動から卒業した分、機関誌の発行や「大吼」などの雑誌の制作には真剣にならざるを得ない。夕方までバタバタした。

 

 テレビの臨時ニュースで、中国に不当に拘留されていたフジタの社員四人のうち、三人の方が釈放された。こうなるとは思っていたが、何を勿体ぶっているのだろうか。残る一人の方も早く釈放して欲しいものだ。

 

 こんな時に、思い出すのが、衆議院選挙後の民主党の小沢一郎に率いられた、議員や民間人、六百名からなる中国詣で、である。あれほどの民主党の議員を引き連れて訪中したのは一体、何が目的だったのか。小沢一郎は、こんな時こそ、その中国とのコネクションを生かして欲しいものと思うのは私一人ではあるまい。それとも代表戦で敗れたことを根に持って、菅内閣の苦境に手を叩いているかもしれない。どちらにしても、今回の尖閣の問題で多くの日本人が、危機感を持ち、「このままではダメだ」と思ったに違いあるまい。徳川の太平の世は、黒船の出現によって、動乱をもたらせ、維新へとつながったが、平成の世の目を覚まさせたのは、中国の漁船かもしれない。黒船も漁船も、同じ船だが、ちょっとスケールがネェー。現在の日本と日本人を象徴しているような、たかが漁船であるかもしれない。

 

 今日は、上の子供のテストの成績が良かったので、ご褒美に焼肉とあいなった。しかし、いつもの「清水苑」が臨時休業。仕方なく、少しはなれたところにある「アリラン亭」に行けば、ここも休み、その斜め前にある「味道苑」というお店に行けば、あいにく満席。こうなると、もう意地になった。そして頭は焼肉モードが全体に広がり、どこかに店はないかと考えた末、京急の南太田という駅の前に、「南苑」という焼肉屋があるのを思い出して行ってみた。

 

 愛想の良いママさんがいて先ず安心。聞けば、もう四十年も営業しているという。味は言うことなし。ビンゴだった。そのうちマスターが出てきて、話をしたところ、何と高校の先輩で、かつて私が憧れた名ランナーの横溝三郎先輩も馴染みとか。嬉しくなって、酔っ払ってしまった。偶然と言うよりも、何か導かれた感じがした。


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