十月二十三日(土)晴れ。
良い天気である。子供達を起こして、朝食の後は部屋の掃除と、ガァーッと洗濯をした。その後は、衣替え。子供達の着れなくなった服が山ほど出た。一年ごとに大きくなるので、着れなくなるのも二人分。大きなダンボールに四つも出た。もちろん捨てることなどせずに、友人の子供にお下がりとなる。
午後から、事務所にて郵便物の確認の後に子供達を連れて伊勢佐木町の有隣堂へ。偶然にも古書展をやっていた。郷土史など良い本が沢山あったが、懐不如意で欲しい本をあきらめた。「戦藻録」「中山優選集」の二冊に後ろ髪を引かれる思いだ。明日までと言うことなので、すっ飛びで買ってくるか。
嬉しいことに、野村先生が廣済堂から出した「塵中に人あり」(「汚れた顔の天使達」と改題して弊社から発行)があったので、即購入した。人に上げたりして、事務所には一冊しかない。思いがけない出会いに、ニンマリした。その他、「田中清玄自伝」「一人一殺」「横浜の町名」などを購入。「田中清玄自伝」「一人一殺」の二冊は、書棚にあると思っていたら見当たらず再び購入した。「横浜の町名」は、ラッキーだった。
帰宅後は、皆で夕食の支度。今日は、鶏肉とキノコの鍋にした。札幌の石澤君が送ってくれた最上の昆布と鶏肉、その他、キャベツ、玉ネギ、どんこでしっかりダシをとった。最高のスープがとれた。しめにはうどん。目の前でビールを飲んでいる愚妻を無視しつつ今日も禁酒。三日目である。