六月一日(土)晴れ。
残りの冷やご飯が沢山あったので、お友達から頂いた、北海道みやげの「蟹のぶつ切り」でしっかり出汁を取ったお粥と焼き鮭の朝食。天気も良いし、朝食は美味しいし、まずまずの六月のスタートだ。食後は事務所にて、機関誌の発送。宅急便屋さんに取に来てもらい夕方に終了した。しかし考えてみれば、四半世紀以上も機関誌を発行しているのだから、大したものだ(誰も言ってくれないので)。これからも良い物を作っていきたいと思っている。
来月は、第二五〇号の記念誌となる。諸先生、諸先輩、読者や社友の皆さんからお祝いの原稿を頂き、恐縮している。その人たちの好意を無駄にせぬよう努力する所存です。。
先月末から、嫌な事件が続いている。何の関係もない人や子供が、殺されたり、傷つけられたり・・・。ニュースに接するたびに気が滅入る。そして犠牲となった人たちを思うと本当に気の毒でならない。それと、元農林省の事務方のトップである事務次官を務めた人が、我が子を刺殺するという事件にも驚いた。ある意味では、人生で頂点を極め、他人が羨むようなエリート、と言っても過言ではない親と、その息子。
恐らく何の不自由もない生活をしていただろうし、私のような野育ちの人間から見れば、実に羨ましいような家庭と思えるのだが。しかし、その実、他人には分からない深い「闇」に包まれていた。いい歳をして仕事もせずに引きこもり、更に、家庭内暴力。「こんなはずではなかった」と思ったに違いあるまい。
ふと、三上卓先生の、野火赤く 人渾身の 悩みあり。という句が浮かんだ。自分の子供をメツタ刺しにしたその人もきっと「渾身の悩み」に苦しんだのかもしれない。
残りの冷やご飯が沢山あったので、お友達から頂いた、北海道みやげの「蟹のぶつ切り」でしっかり出汁を取ったお粥と焼き鮭の朝食。天気も良いし、朝食は美味しいし、まずまずの六月のスタートだ。食後は事務所にて、機関誌の発送。宅急便屋さんに取に来てもらい夕方に終了した。しかし考えてみれば、四半世紀以上も機関誌を発行しているのだから、大したものだ(誰も言ってくれないので)。これからも良い物を作っていきたいと思っている。
来月は、第二五〇号の記念誌となる。諸先生、諸先輩、読者や社友の皆さんからお祝いの原稿を頂き、恐縮している。その人たちの好意を無駄にせぬよう努力する所存です。。
先月末から、嫌な事件が続いている。何の関係もない人や子供が、殺されたり、傷つけられたり・・・。ニュースに接するたびに気が滅入る。そして犠牲となった人たちを思うと本当に気の毒でならない。それと、元農林省の事務方のトップである事務次官を務めた人が、我が子を刺殺するという事件にも驚いた。ある意味では、人生で頂点を極め、他人が羨むようなエリート、と言っても過言ではない親と、その息子。
恐らく何の不自由もない生活をしていただろうし、私のような野育ちの人間から見れば、実に羨ましいような家庭と思えるのだが。しかし、その実、他人には分からない深い「闇」に包まれていた。いい歳をして仕事もせずに引きこもり、更に、家庭内暴力。「こんなはずではなかった」と思ったに違いあるまい。
ふと、三上卓先生の、野火赤く 人渾身の 悩みあり。という句が浮かんだ。自分の子供をメツタ刺しにしたその人もきっと「渾身の悩み」に苦しんだのかもしれない。