六月十八日(火)晴れ。
料理に関するエッセイストとして有名な平松洋子さんの『焼き餃子と名画座』(新潮文庫)と言う本の中にこんな物があった。「東京は白山通りを水道橋方向へ歩いた左側に昭和の趣を漂わせる小さな中華料理店である。(中略)北京亭の箸袋にこうかかれているのを読んだことがある。「世界中、どこの国の人も、自国に誇りを持ちたいと思っています。大国でも小国でも同じです。私たち中国人は、日本の人がわが国を『シナ』と呼ぶとき、耐えがたい抵抗を感じます。中国人が祖国を『シナ』と呼んだことはありません。同じ漢字を用いる日本の人が中国を『シナ』と呼ぶとき、私たちはどうしても日本人が中国を侵略し、中国人を侮っていた頃の歴史を想起してしまうのです。両国人民の子々孫々の友好のために、どうか『シナ』といわず、『中国』と呼んでください。正式国名は『中華人民共和国』です。北京亭主人敬白」。
人が聞いて不快になるのなら改めれば良いだけの話である。でも、今の若い人に『シナ』などと言う言葉を使う人がいるのだろうか。私にも、デブだとかハゲだとか言うよりも、「ちょっと太ったね」とか、「髪の毛が薄くなったね」とか言って貰う方が、余り傷つかない。嫌がることはしないと言うのが、大人のマナーでもある。
夜は、月に一度の仲良しさんたちとの食事会を馬車道の「佐島」にて開催。ここで同級生より、知り合いの方の自裁を知る。何があったのかは知らないが、残念である。ニュースでは、新潟に地震とか。同胞の無事を祈るばかりである。
料理に関するエッセイストとして有名な平松洋子さんの『焼き餃子と名画座』(新潮文庫)と言う本の中にこんな物があった。「東京は白山通りを水道橋方向へ歩いた左側に昭和の趣を漂わせる小さな中華料理店である。(中略)北京亭の箸袋にこうかかれているのを読んだことがある。「世界中、どこの国の人も、自国に誇りを持ちたいと思っています。大国でも小国でも同じです。私たち中国人は、日本の人がわが国を『シナ』と呼ぶとき、耐えがたい抵抗を感じます。中国人が祖国を『シナ』と呼んだことはありません。同じ漢字を用いる日本の人が中国を『シナ』と呼ぶとき、私たちはどうしても日本人が中国を侵略し、中国人を侮っていた頃の歴史を想起してしまうのです。両国人民の子々孫々の友好のために、どうか『シナ』といわず、『中国』と呼んでください。正式国名は『中華人民共和国』です。北京亭主人敬白」。
人が聞いて不快になるのなら改めれば良いだけの話である。でも、今の若い人に『シナ』などと言う言葉を使う人がいるのだろうか。私にも、デブだとかハゲだとか言うよりも、「ちょっと太ったね」とか、「髪の毛が薄くなったね」とか言って貰う方が、余り傷つかない。嫌がることはしないと言うのが、大人のマナーでもある。
夜は、月に一度の仲良しさんたちとの食事会を馬車道の「佐島」にて開催。ここで同級生より、知り合いの方の自裁を知る。何があったのかは知らないが、残念である。ニュースでは、新潟に地震とか。同胞の無事を祈るばかりである。