白雲去来

蜷川正大の日々是口実

義勇兵に日本人50名が応募。

2022-03-02 17:49:44 | 日記

2月20日(日)曇りのち晴れ。

朝食は、エビ、人参、ナス、カボチャを天ぷらにして「天つゆ」で煮て卵でとじた「煮天丼」、宮城のワカメの味噌汁。昼は抜いた。夜は、冷食の小籠包、伊勢原の「トン漬け」をパン粉をつけて揚げた。(焼いて食べるよりも美味しいと家族に好評だった)お供は「佐藤」の「黒」。酔狂亭にて独酌。

ホットな話題にブログの更新が追い付かない。我ながら情けない。今日の(3月2日)のネットニュースでは、ウクライナのゼレンスキー大統領の外国人義勇兵募集の呼びかけに応じ、元自衛官やフランスの外人部隊に在籍経験のある人たち50名が応募したという。その中には二人の女性がいるとか。大したものだ。かつては玄洋社や黒竜会といった先輩たちが満蒙独立運動や日露戦争の際の後方攪乱部隊、あるいは諜報活動に活躍した満州義軍に身命を賭して馳せ参じた。そのことは、黒竜会編の『東亜先覚志士記伝、上・中・下』(原書房・明治百年史叢書)に詳しい。

義勇兵、志願兵と言えば、戦前台湾で志願兵を応募した所、約千名の募集に対して、何と42万5千9百21人の応募があった。競争倍率400倍以上の難関だったと産経新聞に連載されていた「台湾日本人物語ー統治時代の真実」(第45回)で知った。また高砂義勇隊の勇猛果敢の活躍も有名である。実際にウクライナでの戦闘に参加できるかどうかは別として、そういう日本人がいることをウクライナの人たちが知ったならば、大いに勇気づけられるに違いあるまい。私も同じ日本人として誇りに思う。

 

 


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西郷は・・・「偉いやっちゃ」。

2022-03-02 16:53:37 | 日記

2月19日(土)曇りのち雨。

朝は土鍋でお粥を作った。昆布とかつお節を贅沢に使って出汁を取り、お酒とみりんを少々。コトコトと40分ほど炊いて。15分くらい蒸らす。白髪ねぎを沢山作って、ごま油に醤油少々。これを薬味にして食べる。もう一品は「明太子」。昼は、焼きそばパン一個。夜は、特大のホッケの干物、マグロの刺身。お供は「佐藤」の「黒」。酔狂亭にて独酌。

私がかつて10年ほど毎月連載をさせて頂いたのが『実話ドキュメント』という月刊誌。2頁の連載だったが「書く」という体力を付けさせて頂いたと感謝している。その『友を選ばば書を読みて』と言うタイトルの連載第一回は、山本周五郎の『日本婦道記を読む』だった。その山本周五郎は若き日に「帝国興信所」に就職し、その後、社長の後藤武夫が創刊した「日本魂(にほんこん)」へ移籍する。その記者時代に、右翼の大物である頭山満へ談話を取りに行った。「西郷は」・・・。仙人のような山羊髭の頭山はそう言いかけ、間があいた。30分も経ったので、具合でも悪くなったのかな、と思ったら、やおら語をついで、「偉いやっちゃ」。「帝国データバンク」の「百年史」の中にあるエピソードである。元東京都知事の猪瀬直樹氏がかつて『週刊文春』に連載していた「ニュースの考古学」(2007・4・5)に書いていた。

過日、産経の書評で『頭山満伝ー玄洋社がめざした新しい日本』(井川聡著・産経NF文庫)という本が出たことを知り、購入しようと思ったが、700頁を超す大著、それも文庫である。視力も衰え、根気もなくなった昨今、うーん。老眼鏡を作ってからとあきらめた。


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