3月18日(金)曇り。
ある評論家が、「ウクライナはかつて核保有国だったが、核を放棄したことでロシアの侵略を早めた」とか言っていた。それが本当なら、北朝鮮は絶対に核放棄をしないだろう。アメリカ帝国主義との戦いを念頭にして核開発をしてきたのだから、核放棄はウクライナの二の舞になると考えるのは当然のことだ。野村先生は、「戦後の我が国の平和と繁栄は、日米安保のもとに構築された奴隷の平和と魂亡き繁栄である」と喝破した。今でも、憲法9条は「世界に誇る」などと言う「9条信者」がいるが、じゃあ憲法に「台風、地震は来るな」と明記してもらえば良い。
人に頼らず自分自身で努力する者には、天が助け、幸福をもたらす。すなわち、天は自ら助くる者を助ける。という。自国を守る軍隊と軍備を持つことが「軍国主義」であるならば、世界中の国が軍国主義である。報復能力があるからこそ、攻撃をためらう。これが常識でないと考える政治家がいるのが不思議でならない。たしか三島由紀夫が「テロだって民主主義の一つの表現方法」と言うようなことを言っていたが、今の政治家の一人や二人倒しても、金太郎飴のように次から次に同じような連中が出てくる。悲憤慷慨を肴に酒でも飲むか。