2月28日(月)晴れ。
二月は逃げるで、今日でおしまい。相変わらずのコロナ禍、東京では連日1万人超えの報道。ロシアのウクライナ侵攻は当初の思惑と違って長引きそうだ。その昔、ロシア人のホステスさんがいるというお店に行ったことがあったが、席に着いたホステスが「私はロシア人ではなく、ウクライナ人」。私はあの国がロシアではなく「ソ連」の時代に育っているので、ウクライナもソ連邦の一員と教わって来たので、当時は、ロシア人だろうがウクライナ人だろうが、同じ民族と言う知識しかなかった。歴史書によれば、「国土が平たんなので、特に東側からの異民族の侵入に脆弱です。古代からさまざまな民族による支配を受けていて、歴史のなかで混血がすすんだことが、『世界一美女の多い国』といわれる理由のひとつになっています」。
そういえば、カメラマンの「不肖・宮嶋」さんが、「ウクライナに行くと、美人ばかりで、女性の被写体に全く困らない」。と言っていたのを思い出した。好きな映画の一つにソフィアローレンが主役の『ひまわり』がある。戦争によって引き裂かれた夫婦の行く末を悲哀たっぷりに描いた作品で、エンディングでの地平線にまで及ぶ画面一面のひまわり畑が評判となった。このひまわり畑はソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影されたものである。(ウイキ)。今でも、その主題曲を聞くと切なくなる。そして時代は異なるが、ロシアの侵攻でポーランドなどに脱出する女性や子供の姿に重なる。良い映画ですので、ぜひ見て下さい。
近くの魚屋に行ったら「生海苔」があったので、「きんぴら」の仕上げに生海苔を入れて炒めた。青森の義母に教わった料理だ。「宗八カレイ」、ナス炒め。「黒霧島」をお供に酔狂亭にて独酌。