白雲去来

蜷川正大の日々是口実

後輩の17回忌。

2022-03-14 13:37:43 | 日記

3月4日(金)晴れ。

平成10年1月13日、いわゆる日本版ビックバン阻止を訴えるために東京京証券取引所に拳銃を持って立てこもった板垣哲雄君が懲役8年の刑を受けたが、戦線復帰を一か月後に控えた平成18年の今日、八王子の医療刑務所にて肝臓がんのために逝去した。今年は彼の17回忌であるが、コロナ禍により特別な法要は行わず、明日、志村馨君とお墓参りに行くことにした。彼は、東京證券所立てこもり事件をはじめ、防衛施設局火炎瓶投擲、大平首相邸突入など数々の肉体言語を行った中期の統一戦線義勇軍の活動家である。享年49歳。

私が大切にしているDVDがある。それは、かつて横浜にあった横浜放送映画学院の「ドキュメンタリー・ゼミ」の人たちが、卒業の際に製作した「ドキュメンタリー・新右翼―ある活動家の日々」という映像である。昭和五十八年に製作された八ミリの映像をDVDにして頂いた。私は、その映画学院で、恥ずかしながら「右翼について」という講演をしたことがある。その際にお願いしたのである。その「ある活動家」とは板垣哲雄君のことで、彼の日常と活動の日々を記録したものである。このドキュメンタリーが撮られた昭和五十八年は、板垣君は二十六歳。正直言って、エッと思う場面も、あれれれと思う場面も、またインタビューに言葉を詰まるような場面も記録されている。しかし、若き日の板垣君の、ある一面であることは間違いない。確か、その年のドキュメンタリー賞を取った作品である。13回忌の折に参加して頂いた方々にお配りしたことがある。貴重なドキュメンタリーである。※在りし日の板垣哲雄君。


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