白雲去来

蜷川正大の日々是口実

国家、獅子身中の虫。

2021-03-28 17:14:53 | 日記

3月25日(木)曇り。

23日の、産経のコラム、増田明美さんの「思うことあり」が出色だった。ちょっと長くなるが転載させていただく。

「間もなく聖火リレーが始まろうとしている。そんな中、東京五輪・パラリンピックの開閉会式で、企画・演出の統括役を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏さんが辞任した。違和感と怒りを感じる。問題は約1年前、演出チーム内でさまざまな企画を出し合う段階で出た一つのアイデア。それが女性タレントの容姿を侮辱したとされている。しかし、佐々木さんはその場でメンバーに注意され、謝罪し、撤回。指摘されたメンバーにお礼まで述べている。素晴らしいチームで準備を進めていたことが分かるのだ。アイデアを出し合った内輪のやり取りを1年たった今、告げ口した人のなんと卑怯(ひきょう)なことか。加えて、『女性の容姿を侮辱』などと、事実を歪曲(わいきょく)させてセンセーショナルな見出しで伝えるメディアも情けない」。

この増田さんのコラムのことを、27日の土曜日のやはり産経の『月刊・花田』の発行人である花田紀凱さんの「週刊誌ウォッチング」の中でも取り上げ「東京五輪開会式演出問題」この件は、増田明美さんのコラムに尽きる。と紹介している。

『週刊文春』の3月25日号では、林真理子さんの「夜ふけのなわとび」にこういう記述があった。三年前の事、林さんが北陸のあるところの市歌を作った。林さんは、桜や地元の山を讃えこのような歌詞を作った「御車山を曳いてくる男たちのりりしさ、あなたの父も兄もいる」。そうしたら男女平等をめざすグループから「母とか女性が出てこない」とクレームが入った。そのグループは市長に陳情し朝日新聞にも売り込んだ。林さんの書いた詩「あなたの父も兄もいる」の「あなた」は女性のことを書いたのだが、その左巻き(多分)の連中は理解できなかったそうだ。

昨今、目的を失い、社会からも受け入れられなくなった左翼が、今度は、人権、女性差別、ジェンダーというものを人質にして日本をむしばんでいる。古い言葉で恐縮だが、あの百獣の王であるライオンも、体内に巣くう虫によって倒れてしまうこともある。正に、国家、獅子身中の虫と言える。

立憲民主党の蓮舫代表代行は24日の記者会見で、安定的な皇位継承策を巡り、旧宮家(旧皇族)男系男子子孫の皇籍復帰に疑問を呈した。「旧皇族が突然皇籍を取得して国民から自然な理解を得られるのか」と述べた。とのニュースを読んだ。頼むから、お願いだから村田蓮舫さん。あんたの言う「国民」の中に、絶対に私を入れないで下さい。末代までの恥となる。


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コロナを正しく恐れて、口角飛泡で鯨飲。

2021-03-25 15:50:27 | 日記

3月24日(木)晴れ。

ぼやぼやしていると・・・私は誰かのいい子になっちゃうよ。ではなく、月が替わっちゃうよ。4月に入っても、まだ3月の出来事を書いている。と言うことにならないために、昨日は3日分、今日は2日分更新して、何とか、帳面を合わせようと思っている。

21日、後輩や仲良しさんたちが誕生会を催してくれた。正午に始まり、解散したのが何と6時。延々6時間も飲んでいたわけだ。その席で、誰が言い出しっぺかは忘れたが、久しぶりに「やまと」で集合となったらしい。昨日、松本佳展君から電話が入り、「覚えていますか」。「ん。何だっけ」。「『やまと』に行く話ですよ」。スマンスマンのオスマントルコです。盟友からも電話が入り「飲んだ時の約束も守れないのかと、言われたら男が廃る」とか言い訳しながら、随分と久しぶりに総勢7人で「やまと」へ。

侃々諤々、喧々囂々と月下にて酒杯に天下の影を映しての一献会。コロナを正しく恐れて口角飛泡で鯨飲。しかしコロナは都合が良いこともある。どの店も時短で閉店が早い。今日も8時に解散して、引かれるほどの後ろ髪もないので、転戦をあきらめて直帰した。


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YouTubeの音楽に嵌っている。

2021-03-25 15:50:27 | 日記

3月23日(火)晴れ。

自分で、用意しているのに目覚ましに起こされるとイラっとする。6時ですよぉー。と目覚ましの鳴る五分前に目が覚めると、ふふふ、どんなもんだい。と目覚ましに勝ったような気がして嬉しい。昨夜酒を控えたし、天気は良いし、嬉しくなる。

朝食は、「今津」の「めぬけ鯛」の粕漬。(色々な粕漬を食べてきたが、これは美味しい)、キャベツのおしんこ、アサリの味噌汁。昼は抜いた。夜は、マグロの刺身、鶏肉のトマトソース煮込み、水餃子。お供は「黒霧島」。酔狂亭(我が家の事です)にて月下独酌。

最近は、昼間にほとんどテレビを見ない。特にワイドショーとかがアホくさいのでNHKの昼のニュースを見たら、テレビを消す。午後の映画はたまに録画して夜に見る。原稿を書いている時や、機関誌の校正、様々な手紙を書いている時などはもっぱらYouTubeで音楽を拾って聞いている。しかし、今更ではあるがYouTubeは便利である。聞きたい、見たいと思うものがほとんどある。懐メロ、オールディズ、JAZZ、ビックバンドに懐かしいソウル・ミュージック・・・。それぞれ「お気に入り」の所に入れて、その日の気分で聞き分けている。気張って仕事をしようと思うときは、まずアートブレイキーの「危険な関係のブルース」を聞く。コオヒイを飲んで一服したい時は、原信夫とシャープス&フラッツの「ファイナル・コンサート」など。原稿に没頭したい時には、スタンダード・ジャズのメドレー。酒を飲んでいる時には、藤圭子、ちあきなおみがいい。

PCに外付けのスビカーを接続している。音はまあまあだが、BOSEの物を探している。YouTubeの音楽の中にはめちゃくちゃ音の良いものがあって、良いスピーカーで聞いたら書斎はジャズ喫茶。まああそこまで行かなくとも楽しめると思っている。便利な世の中になったものだ。


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生者必滅、会者定離。

2021-03-25 15:50:27 | 日記

3月22日(月)曇り。

二日酔い。しかし、こんなことを何十年と繰り返しても懲りない。酒のみの悲しい性なんでしょうかねぇー。仕事に行く家族をヘロヘロになって見送ってから、矢でも鉄砲でも持って来いとぶつぶつ言って再び布団に入った。いつもながら、汗水流して労働しているカタギの衆とお天道様にスマン、スマンのオスマントルコと反省。

去る20日、事務所に行く途中で宮崎の外山衛さんから電話が入り、社友の福田秀春さんの訃報を聞く。この歳になると記憶があいまいで、かつPC内の写真の整理も悪い。福田さんと最後にお会いしたのは、私の記憶では、二年前の五月の岐阜の大夢祭の席ではなかったと思う。本人に聞いたわけではないが、福田さんは、脳しゅようの手術をした折に余命を知ったのではないかと思っている。退院後は、積極的にフェイスブックの友人や弊社社友を訪ねて全国を旅している。福田さん流の別れの仕方だったのではと今になって思っている。

群青忌で上京した折にも酒席を共にしたが、焼酎をロックグラスに並々と入れて、一気に飲み、そして前後不覚になる姿を何度も見た。それは、迫りくる死を忘れるためではなかっのだろうか。福田さんとの出会いが何時頃だったのか・・・。福田さんと私は同じ歳である。生者必滅、会者定離とは言えども知人の死は悲しい。

夜、YouTubeにて「秘蔵映像!藤圭子ー名曲秘話と波乱の人生」を見ながら弔いの酒に酔う。私と同世代の福田さんも、きっとリアルタイムで藤圭子の歌に酔ったのに違いあるまい。※写真は2年前の大夢祭の折に、三上卓先生の碑の前で。右から2人目が在りし日の福田さん。


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めでたさも中ぐらいなりおらが春。

2021-03-25 14:47:47 | 日記

3月21日(日)雨。

今日は、私の誕生日。めでたく?古稀を迎えた。誕生日が嬉しいと思ったのは40代ぐらいまでで、還暦を過ぎた頃からの誕生日は、文字通りの冥土の旅の一里塚。

飲み仲間や、後輩たちが「オアジ」にて誕生会を催してくれた。お店の都合で20名程度。様々なお祝いを頂いた。感謝しています。

私が子供の頃、お米はまだ配給制だった。「米穀配給通帳」というものがどこの家にもあって、この通帳がないと配給米を受け取れなかった。しかし、配給米だけでは足りず、またあまり美味しくなかったこともあり、「闇米」が流通していた。米農家から買い付けた業者が、アパートや知り合いの家に売りに来た。母も時折その闇米を買っており、「やっぱり新しいお米は美味しいねぇー」と言っていたことを思い出す。電気炊飯器はまだ普及していなくて、ほとんどの家では、お釜で炊いた物を「お櫃」に入れていた。冬の寒い時には、そのお櫃にタオルを巻いたり、こたつの中に入れて保温した。その「米穀通帳」だが、身分証明書の代わりにもなり、質屋に行く時は必ず必要だった。

昭和26年(1951)から今日まで、日本は、いや世界も急上昇のような発展、激動の時代を経験した。しかしこれからは、高止まりとなり、成長や発展に伴う感動など感じないかも知れない。戦争を知らない世代ではあるが、まさかこの歳になってコロナという国難に遭遇するとは思いもよらなかった。

古稀か・・・。一茶の、めでたさも中くらいなりおらが春。の句が浮かぶ。


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