3月25日(木)曇り。
23日の、産経のコラム、増田明美さんの「思うことあり」が出色だった。ちょっと長くなるが転載させていただく。
「間もなく聖火リレーが始まろうとしている。そんな中、東京五輪・パラリンピックの開閉会式で、企画・演出の統括役を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏さんが辞任した。違和感と怒りを感じる。問題は約1年前、演出チーム内でさまざまな企画を出し合う段階で出た一つのアイデア。それが女性タレントの容姿を侮辱したとされている。しかし、佐々木さんはその場でメンバーに注意され、謝罪し、撤回。指摘されたメンバーにお礼まで述べている。素晴らしいチームで準備を進めていたことが分かるのだ。アイデアを出し合った内輪のやり取りを1年たった今、告げ口した人のなんと卑怯(ひきょう)なことか。加えて、『女性の容姿を侮辱』などと、事実を歪曲(わいきょく)させてセンセーショナルな見出しで伝えるメディアも情けない」。
この増田さんのコラムのことを、27日の土曜日のやはり産経の『月刊・花田』の発行人である花田紀凱さんの「週刊誌ウォッチング」の中でも取り上げ「東京五輪開会式演出問題」この件は、増田明美さんのコラムに尽きる。と紹介している。
『週刊文春』の3月25日号では、林真理子さんの「夜ふけのなわとび」にこういう記述があった。三年前の事、林さんが北陸のあるところの市歌を作った。林さんは、桜や地元の山を讃えこのような歌詞を作った「御車山を曳いてくる男たちのりりしさ、あなたの父も兄もいる」。そうしたら男女平等をめざすグループから「母とか女性が出てこない」とクレームが入った。そのグループは市長に陳情し朝日新聞にも売り込んだ。林さんの書いた詩「あなたの父も兄もいる」の「あなた」は女性のことを書いたのだが、その左巻き(多分)の連中は理解できなかったそうだ。
昨今、目的を失い、社会からも受け入れられなくなった左翼が、今度は、人権、女性差別、ジェンダーというものを人質にして日本をむしばんでいる。古い言葉で恐縮だが、あの百獣の王であるライオンも、体内に巣くう虫によって倒れてしまうこともある。正に、国家、獅子身中の虫と言える。
立憲民主党の蓮舫代表代行は24日の記者会見で、安定的な皇位継承策を巡り、旧宮家(旧皇族)男系男子子孫の皇籍復帰に疑問を呈した。「旧皇族が突然皇籍を取得して国民から自然な理解を得られるのか」と述べた。とのニュースを読んだ。頼むから、お願いだから村田蓮舫さん。あんたの言う「国民」の中に、絶対に私を入れないで下さい。末代までの恥となる。