(つづき)
福岡市早良区の「室住団地」バス停。
大きな住宅団地の一角に設けられた、「団地とセット」感が強い折り返しスペースである。
団地に住む人がみんな元気だった頃は、このような、団地内に一箇所あるバス停に歩いていくというパターンで何の問題もなかったのだろうが、それから何十年か経過した現在では、バス停まで歩くのも大変という人も多くなっていそうであり、住宅政策や都市計画の難しさも表している感じがする。
もともとここは「2番」「203番」の「狭義の終点」だったが、これらの路線が「野方」まで延長される際に、「寄り道ポイント」に位置付けが変化した(折り返し場で方向転換して、少しだけもと来た道を戻ったあと、右折して橋本、野方方面に向かう)。
なお、その後できた「503番」は、都心からやってくる便は北から室住団地に入ってくるため、既存路線のような“重複区間”がなく、「複乗」感は薄い(室住団地から野方までは「203番」などと同経路)。
また、かつては市内急行「103番」が、福岡都心部~福岡空港方面に運行されていたこともある。
「2番」はその後、郊外行きのみ「2-3番」に改番されている。
「拾六町団地の末尾が5」であるように、「2-3番」「103番」「203番」「503番」と、末尾に「3」が付くことが、ここ「室住団地」の特徴。
ちなみに、姪浜駅東の「7番」と「507番」の末尾が「7」なのは単なる偶然。
「2-3番」は、都心行きは「2番」として運行されるが、これは「203番」との誤認を防ぐ意味があるもよう。
また、末尾が「3」の路線以外に、現在は「8番」(室住団地~西福岡中東口~室見団地~藤崎~西新)もやってくる。
室住団地から出る「203番」「503番」の博多駅行きも、途中で「8番」に変わるが、上記の「8番」(西新行き)とは全く別モノであり次元が異なる。
以前と比べると、本数もかなり減っている。
でも、営業所「以外」に折り返しや待機ができるスペースというのは今や貴重となっており、「幹線バス」の進展や、都市計画道路長尾橋本線の整備なども考え合わせれば、今後「大化け」する可能性もあると思われる。
(つづく)
福岡市早良区の「室住団地」バス停。
大きな住宅団地の一角に設けられた、「団地とセット」感が強い折り返しスペースである。
団地に住む人がみんな元気だった頃は、このような、団地内に一箇所あるバス停に歩いていくというパターンで何の問題もなかったのだろうが、それから何十年か経過した現在では、バス停まで歩くのも大変という人も多くなっていそうであり、住宅政策や都市計画の難しさも表している感じがする。
もともとここは「2番」「203番」の「狭義の終点」だったが、これらの路線が「野方」まで延長される際に、「寄り道ポイント」に位置付けが変化した(折り返し場で方向転換して、少しだけもと来た道を戻ったあと、右折して橋本、野方方面に向かう)。
なお、その後できた「503番」は、都心からやってくる便は北から室住団地に入ってくるため、既存路線のような“重複区間”がなく、「複乗」感は薄い(室住団地から野方までは「203番」などと同経路)。
また、かつては市内急行「103番」が、福岡都心部~福岡空港方面に運行されていたこともある。
「2番」はその後、郊外行きのみ「2-3番」に改番されている。
「拾六町団地の末尾が5」であるように、「2-3番」「103番」「203番」「503番」と、末尾に「3」が付くことが、ここ「室住団地」の特徴。
ちなみに、姪浜駅東の「7番」と「507番」の末尾が「7」なのは単なる偶然。
「2-3番」は、都心行きは「2番」として運行されるが、これは「203番」との誤認を防ぐ意味があるもよう。
また、末尾が「3」の路線以外に、現在は「8番」(室住団地~西福岡中東口~室見団地~藤崎~西新)もやってくる。
室住団地から出る「203番」「503番」の博多駅行きも、途中で「8番」に変わるが、上記の「8番」(西新行き)とは全く別モノであり次元が異なる。
以前と比べると、本数もかなり減っている。
でも、営業所「以外」に折り返しや待機ができるスペースというのは今や貴重となっており、「幹線バス」の進展や、都市計画道路長尾橋本線の整備なども考え合わせれば、今後「大化け」する可能性もあると思われる。
(つづく)