INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

2011年9月17日ダイヤ改正(1)

2011年09月15日 |   ┣ ダイヤ改正2011
来る9月17日より、「赤間急行」の「自由ケ丘南三丁目行き」の一部が「青葉台入口」まで延長される。



「青葉台入口」の時刻表は、「予告」タイプではなく既に「本番」タイプになっていた。



自由ケ丘南三丁目から青葉台入口までの経路は、「8-1番」(「8番」)が通る「自由ケ丘南四丁目」「自由ケ丘南西通り(なんせいどおり、ではなく、みなみにしどおり)」経由ではなく、



そのひとつ外側の住宅団地の外周の道路を通るとのこと(道幅や、自由ケ丘南西通り~青葉台間の交差点の角度の問題からだろうか)。
そして、この外周道路沿いには、「赤間急行」専用の「公園前」というバス停が新設される(この写真を撮った時点では、まだ黒ビニールバス停は発見できなかった)。

自由ケ丘南公園前」が、こういうカタチで復活というのも、なかなか粋なものを感じる。

「青葉台入口行き」の方向幕は、大文字の「森林都市」の下に、小文字で「(自由ケ丘南・青葉台入口)」みたいな感じだろうか。
青葉台入口」は、「28B」でも行先表示で使われているが、バスの形からして全く違うので、混同の心配はあまりないのかもしれない。



「青葉台入口」の記事では、バス路線的には「出口」に位置すると書いたのだが、「○○出口」というバス停はあまり見かけない。
これは、バス停の名称が「○○」の外に居る人々に対する名称であり、「○○」の中に居る人に対する名称ではないということを示しているといえ、「のりば」と「おりば」の関係と非常によく似ている。
「入口」と「出口」も、一対のコトバのようで、実は一対ではない面があるといえる。

なお、週明けの20日(火曜日)からは、現在「赤間営業所→天神」で朝に運行されている「特急」に、「自由ケ丘南三丁目」「広陵台児童公園前」発の便が加わり、また、この「特急」が新たに「東部青果市場前」にも停車するとのこと。
(つづく)
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2011年7月16日ダイヤ改正(5)

2011年07月22日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
福岡市東区の「千早駅前」バス停。


 
今回のダイヤ改正で、このバス停には「1番」「2番」「3番」「4番」が停車するようになった。

ずっと前思い描いていた状況にも少し近づいてきた感もある反面、最短距離で香椎浜香椎照葉地区に向かう路線は意地でも開設しないという意気込み(?)も伝わってくる。

各路線の行先は以下の通りである。
「1番」 香椎照葉三丁目
「2番」 土井営業所八田団地経由)、香椎浜営業所
「3番」 土井営業所(流通センター経由)
「4番」 天神、福岡タワー南口、土井営業所(八田団地経由、一部が流通センター方面に連続運行)

いろんな方向からやってきたバスがロータリーに入ってきて、方面別に分かれていない一つの乗り場に停車して、そこからまたいろんな方向に向かうわけだから、このように同じ番号であっても行く場所が全く違うという状況が生じることもさほど珍しいことではないのだが、停車するバスが、「1番」「2番」「3番」「4番」という非常にプリミティブな(?)番号であることが、その弊害をより際立たせる結果になっている気がする。


 
千早駅から香椎宮前駅に行く途中には、このようにバス停予定地(?)がずいぶん前からあるのだが、



輝栄会病院前のこの交差点の交通規制が、バス路線開設の壁になっている感がある。
計画では、この道路はセピア通りに抜けて西鉄香椎駅前方面までつながることになっているのだが、実現まではまだ時間がかかりそうである。

せめて「1番」「2番」の香椎浜方面行きだけでもこの道路を通してあげてもよさそうな気がするのだが、それが行われないのは前述の「意気込み」があるからだろうか??。
(つづく)
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2011年7月16日ダイヤ改正(4)

2011年07月16日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
コメントでも情報をいただき、また、公式にも発表されている通り、中央ふ頭(博多港国際ターミナル)と博多駅筑紫口(西鉄バス的には、「博多駅」は付かずに「筑紫口」)を結ぶ「急行(中央ふ頭シャトル)」が5ヶ月足らずで廃止となる。



新設を伝える記事では、この「筑紫口」バス停が、あまり目立たないのでもう少し工夫が必要では?という趣旨のことを書いていたが結局そういうことも行われないままで、最初からあまりやる気がなかったようにも見える。



博多駅と中央ふ頭の間には既にたくさんのバスが走っていて、一応定着もしているので、敢えて「急行」にしたり、筑紫口まで持ってきたり(それも一時間に一本だけ)…ということをしてもあまり効果はなかったのかもしれない。
この「急行」は、行先表示の部分に、他の「急行」にはない「RAPID」という表示を掲げていて、それが少しかっこよかった。
私がふだん利用している「新宮急行」も「新宮RAPID」にならないかなぁ…などと思ったりして。



7月16日から、この乗り場は再び「300番」の駅東ランプ経由が「平日一日一本だけ」のバス停に逆戻りである。



ちなみに、「筑紫口」のこの乗り場、社内的(?)には「筑紫口(レンタカー)」という呼ばれ方をされているようだ。
たしかに、バス停の前には、トヨタレンタリース、ニッポンレンタカー、日産レンタカーなど、レンタカー会社が集積している(「ベローチェ」もあり)。
(つづく)
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2011年7月16日ダイヤ改正(3)

2011年07月06日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
7月16日改正の続報。
 
・那の津四丁目行きの番号変更

61番」の那の津四丁目行きが「62番」に、
「161番」の那の津四丁目行きが「162番」に、
それぞれ変更となる。
…。
正直、意図がよくわからない。
でも、わからないなりに考えてみることにする。

「天神から那の津四丁目の番号を統一する」ということであれば、「204番」「205番」「206番」「208番」「14番」などの「那の津四丁目行き」も対象になるだろうから、天神から博多駅(2、358番)、県庁(1番)、タワー(305番)、博多ふ頭(90番)、中央ふ頭(80番)などの番号統一とまた別の次元の話のようだ。

この画像は天神北での掲示なのだが、では、どこから変更するのか、ということを予想すると、「61番」「161番」と「62番」「162番」が合流する「清水町」だろうか。
だとすると、「清水町」から北で、那の津四丁目行きの番号を統一しようと思ったが、「急行」と「各停」があるので「62番」と「162番」の二つにまとめることになった…という感じだろうか。
でも、それだったら「62番」とともに大橋方面からやってきて那の津四丁目に向かう「49番」はなぜ「62番」にならずに「49番」のままなのだろうか。
…やはりわからない。

天神→那の津四丁目を全て「60番」に統一してみては?と以前書いたことがあったが、今回の変更はどうも中途半端な感じが…。

・「302番」の分割
「302番」のうちの、「福岡タワー南口行き」と「藤崎行き」が「307番」に変更となる。
これも「なぜ?」という感じがするのだが、



このような掲示もあり、3月まで「直行」でシーサイドももち方面に通勤していた人の間に少なからず混乱が生じているもようで、それを解消しようとする意図が見てとれる。
「307番」にすることがその解消につながるかはわからないけど。
(つづく)
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2011年7月16日ダイヤ改正(2)

2011年07月05日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
7月16日改正の続報。
 
晃太郎さんからコメントで情報をいただいた通り(ありがとうございます)、「12番」の福大地区のルートが今年3月までの状態に戻される。
そして、「福大前」から「福大東口」に変更された停留所名も再び「福大前」に戻される。

具体的には、
「~東七隈七隈四角七隈七丁目~福大薬学部前~(~一部、福大病院構内~)~福大正門前~西片江一丁目~」というルートが、
「~東七隈~福大前~西片江一丁目~」に変更となる。

改正の「お知らせ」には、
「※1 停車バス停の変更は西片江一丁目~東七隈間のみです」
「※2 桧原営業所系統、福大病院乗り入れ系統については、福大正門前経由のままで、経路変更はございません」
とあり、「元の状態に戻します」とは一言も書かれておらず、「たいした変更じゃないんですよ」とでも言いたげ(笑)。

でも、ルートを元に戻すだけでなく、バス停名までも「福大前」に戻して、あたかも今年春の改正を「なかったこと」のようにするというのはなかなか大がかりであり、大学やその関係者側などからの何らかの要請もあったのかもしれない。
4月1日の記事は、少し皮肉の思いを込めて書いたつもりだったのだが、現実がその上を行ってしまった感じだ(笑)。

まあ、鉄道とは違い、あれこれとルートを変えられるのがバスの利点といえぱ利点なのかもしれない。
春の改正で、どこかに一言「試行」とか「社会実験」とでも書いておけばよかったのに、と余計なことを思う。

なお、一応残る「※2」の、福大正門前を通るほうは「12-1番」に変更されるとのこと。

「12番」とともにルートが変更になった「エコルライナー」のほうは、福大行きは現行のままで、福大発のほうが「福大前」発になるようである。
これは、以前書いた「どこで降ろされるのか」と「どこで乗れるのか」の問題の好例といえよう。
(つづく)
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2011年7月16日ダイヤ改正(1)

2011年07月02日 |   ┣ ダイヤ改正2011
来る7月16日にダイヤ改正が行われることがちらほら掲示され始めている(この記事を書いているときに、KASHIIさんからも情報をいただきました。ありがとうございます)。

・「220番」の新設
ルートは「天神~蔵本~都市高速~名島ランプ~城浜団地~香椎浜南公園前~留学生会館前~アイランドシティ中央公園前~雁の巣~三苫駅~新宮緑ケ浜」。
210番」のうちの「21A」と直通運行しないほうのリニューアルといった感じだろうか…と思って天神郵便局前の時刻表を見てみると、その“「210番」のうちの「21A」と直通運行しないほう”も運行を継続し、その一部(20時台以降の4本)を「220番」に振り替えるということのようだ。
少し早めに都市高速を下りて、城浜団地付近までへの利用者にも乗ってもらおうという意図はわかるのだが、あえて「220番」という結構インパクトのある別の番号を付けてまで走らせることなのだろうかという気がしないでもない。
「220」という数字の意味を考えると、「22」の末尾に「0」を付けたパターン(「140番」や「310番」など)というよりは、「210番」との並びを意識して付けたパターン(「420番」や「630番」など)に分類できそうである。
ただ、「22番」及び「22N」という路線が現に同じエリアを走っている中で、このパターンを用いることはやや手荒い感じもする。
なお、「香椎浜南公園前」の「運行本数が少ない路線たちが寄せ集められる場所」化がさらに進むことになる。

・「24N」の廃止
昨年春に新設された「24N」(大濠公園~天神~都市高速~香椎浜海岸通~香椎参道~舞松原~八田団地~土井営業所)だったが、朝の一部だけ番号を「22N」に変えて残り、その他は廃止となる。
「24C」と「24N」の併存というのはいまいちわかりにくかったのかもしれない。
「24C」のほうは、都市高速路線にアルファベットが付いた最初の頃からほぼ同じルートで走っている結構歴史のある路線だが、こちらは好調のようであり、都市高速に乗るまでのルート設定が絶妙という点では「503番」に似たものを感じる。
なお、八田団地・若宮田方面から香椎参道、イオン香椎浜(の少し手前)までの足は一応維持されるもよう(後述)。

・「2番」の新設
ルートは「香椎浜営業所~香椎参道~千早駅~舞松原~八田団地~土井営業所」。
廃止となる「24N」の香椎浜営業所~土井営業所間で、新たに千早駅に立ち寄らせるもので、八田団地・若宮田地区から直接都心ではなく駅方面に向かうという視点で見ると、もともとの「24番」と「4番」を組み合わせたような路線である。
現行の「4番」を「24番」に変えて、そして、この新設される路線に「2番」ではなく「4番」を与えたほうがすっきりしたのでは?という気もする。
香椎ローカルの番号としての「2番」は、2年前の春以来の復活となる。

・西鉄香椎(駅構内)のバス停の移設
工事に伴い、来春まで、セピア通り上の下原系統が停車する「西鉄香椎」で乗降の取り扱いを行うとのこと。
「西鉄香椎行き」のバスがどこで折り返して「西鉄香椎発」のバスがどこからどうやってやってくるのかは興味深い。
この記事の写真を撮った日も、この記事の文章を書いたときも、そんな情報は全く持ち合わせていなかったのだが、こういう「虫の知らせ」的なことがたまにある

・行先番号の変更
「香椎浜地区→天神」を走る路線において、名島ランプで乗って呉服町ランプで降りるものが「22N」、名島ランプから乗って天神北ランプで降りるものが「22T」に統一されるとのこと。
「数字+アルファベット」の行先番号も、もうなんでもありというか、収集がつかなくなってしまった感がある。
「都心向け」だけに限定した変更であるならば、名島ランプで乗って呉服町ランプで降りるものは「22N」ではなく「22G」とか「22K」でもよかったのでは?。

・バス停の新設
「若宮田(サニー前)」…若宮田~舞松原間
「多々良中央中学校前」…多々良~土井営業所間
多々良~土井営業所間の間隔が長いことと、その理由についての考察はずっと前に書いたことがあった。

・バス停の名称変更
「養護学校前」→「特別支援学校前」
「町民グラウンド前」→「福祉センター前」
いずれも新宮町内であり、この路線図の改訂版は気が向いたら作ります。
「養護学校前」と「特別支援学校前」、変更の前後で、具体地名が付かないのは「役場前」と「市役所前」の関係と同じである。

    
(つづく)
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2011年7月1日ダイヤ改正(1)

2011年06月23日 |   ┣ ダイヤ改正2011
今年4月のダイヤ改正で3ヶ月間の運行期間延長が行われた「26B」(新宮緑ケ浜~和白~香椎~留学生会館前〔イオン香椎浜〕~都市高速~蔵本~天神~大濠公園)だが、さらに3ヶ月間の延長が行われるとのこと。

これまで数々登場しては消えてきた「お買いもの臨時バス」としては、初の快挙といえるのではないだろうか。

数年前から、和白通りから香椎浜地区への路線を折に触れて妄想してきた私としても嬉しい限りである(「折に触れて妄想」というのもかなり重症ですけどね(笑))。
(つづく)
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2011年4月25日ダイヤ改正(1)

2011年04月27日 |   ┣ ダイヤ改正2011
公式の「ダイヤ改正情報」や、他の方のサイトなどでも既に触れられている通り、今年1月29日から運行を開始した「700番」は、4月24日の試行期間終了をもって“廃止”となっている。
西鉄バスの行先番号の最大値は再び「630」となり、一気に70も減ることになる。

「700番」の試行期間延長が決まった際の対応では、各者の微妙な温度差のようなものも見え隠れしていたので、「船頭多くして船山に登る」的なところもあったのかもしれない。

今後、“復活”の可能性もない訳ではなさそうだが(引き続き、西鉄が運行するかは別として)、もし試行期間において、関係各所の全てが納得するような結果が得られたのであれば、一旦“廃止”などは行われず、そのまま継続して本格運行に移行するだろうから、風向きとしてはアゲインストなのかもしれない。

写真は南区の「緑ケ丘住宅前」バス停(公式サイトでは「緑ケ丘住宅」)。
700番」がもし本格運行に移行すれば、ここ「緑ケ丘住宅前」をはじめ、「鬼ノ木団地」「南片江六丁目」など、相対的にみて既にヨコ軸を形成しているルートの将来は厳しいかなぁと考えていたのだが、当面はその可能性は遠のいたという感じだろうか。
(つづく)
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2011年4月15日ダイヤ改正など(1)

2011年04月13日 |   ┣ ダイヤ改正2011
3月末までの運行予定だったものが4月14日までに延びていた(「購買店臨時」ではなく)「ゆめタウン臨時」だが、翌15日からは衣替えして、「ゆめタウン博多~千鳥橋~千代町~妙見~堅田橋~大井町~福岡空港国内線」というルートで運行するとのこと(青葉台神宮駅さんからコメントで情報をいただきました。ありがとうございます)。

車内の掲示では、「(千代五丁目)ゆめタウン(馬出三丁目)」という表記であることから、敷地内の「ゆめタウン博多」バス停までは行かずに、馬出三丁目の先のどこかでループをしてまた戻っていくということなのかもしれない(この記事を書いている時点では車内掲示以外に情報を持ち合わせていないため、あくまで想像です)。

今後は、箱崎駅、原田、松島方面と「ゆめタウン博多」を結ぶ便は「79番」だけということになってしまう。
個人的には、もう少し本数があって然るべきという気もするのだが、試行期間中の利用が少なかったのであれば仕方ないのだろうか。

松島方面の利用が少なくて、堅田橋方面の利用が多かったようには正直見えなかったのだが、ここは、「吉塚駅東口~博多大井郵便局」「吉塚地区~大井町ナフコ」「吉塚地区~福岡空港」などの利用にも再度期待してみよう…ということなのだろうか。

福岡空港からは、「イオンモール福岡ルクル」行きに続く、商業施設行きのバスということになる。
飛行機を降りてそのまま「ゆめタウン」に行きたいという人はあまりいないと思うが、「地下鉄では行きにくい場所」や「地下鉄で天神や博多まで行って乗り換えるのは効率が悪い場所」を、バスが結ぶというのは健全な姿だと思う。
どうせ試行なのだから、もしこれが失敗しても、また別の路線を試してもらいたい気がする。


 
なお、ゴールデンウィークまでの運行予定だった「福岡空港国際線ターミナル~博多駅」「29N臨時」などは、予定前倒しで既に運行を終了してしまっている(福岡空港国際線ターミナル~博多駅についてはひろしさんからコメントで情報をいただきました。ありがとうございます)。
予定期間満了前の運行取りやめ」が、最近はイレギュラーではなくなってきているが、今後は、当初の運行予定期間を短めに設定するなどしたほうがよいのではないだろうか(長めに設定しておいて撤退よりは、短めに設定しておいて延長のほうが見栄えもよいのでは??)。

あと、「700番」は、やはり4月24日をもって運行終了なのでしょうかね??
(つづく)
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2011年4月1日ダイヤ改正(17)

2011年04月06日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
・春が来た(その2)

70番台の再編により、「千代町」のこちらの乗り場に停車するのはついに「74番」のみとなってしまった。
バス停の行先案内の部分には「吉塚、多々良方面」とあるものの、多々良には行けなくなっている。
案内の修正や多々良方面へのバス乗り場変更の掲示が行われないのは、「74番」を運行しているのが「77番」「78番」のように西鉄本体ではないからなのだろうか。
「74番」は、西鉄本体ではなく、子会社の西鉄バス筑豊が運行していることから、ニュースリリースなどでは、“筑豊地区”の路線として案内されるというナンセンスなことがずっと行われているが、利用者からみれば全て「西鉄バス」なのだから、「会社の事情」が優先されてしまうのはちょっと考えものである。



「吉塚駅前」のこちらの乗り場(妙見方面行き)も、「72番」が去り、同じく「74番」のみとなってしまった。
つい先日までは箱崎ふ頭と博多駅を結ぶ「快速」や、さらに前は、吉塚営業所から来る「41番」なども停車していたが、「1系統だけ」というのはかなり寂しく見えてしまう。
なお、「昭和通り・天神方面」とあるが、何度も書いているように、昭和通りから明治通り経由に変更となっている。



「千代町」のこちらの乗り場には、これまでの「15番」の「博多駅~ゆめタウン博多線」以外に、「79番」も停車するようになった。
発車後すぐの「千代」交差点にて、呉服町方面に右折する必要があることから、かなり大胆な車線変更をしなければならなくなっている。

「79番」は、県庁に行くそぶりをしながら(?)県庁には行かないため、天神などでは誤乗が発生しそうな気がする。
昭和通り経由の「76番」の時代であれば、県庁を通らないからといって特に誤乗の原因にはならなかったと思うのだが、明治通り経由となり、「天神大和証券前」でバスを待つ人からすると、“博多駅行きと都市高速経由以外であれば県庁に行く”という時代がこれまで長く続いてきたため、「千代」交差点を直進して県庁方面に行かない「79番」(左折)や「74番」(右折)は、ちょっと“厄介な”存在といえるかもしれない。
「79番」については、「~千代町~県庁前~警察本部前馬出通り~(新道)~箱崎浜東区役所前~箱崎一丁目~」のようなルートでもよいのでは?などと考えたりする。

先日の記事で新70番台のバス前面の行先表示について書いたが、「平和台鴻臚館前」における「77番」の前面の行先表示も、「(経由地部分上段に)天神 博多座、(同下段に)多の津 多々良、(行先部分上段に大文字で)名子、(同下段に小文字で)県庁 土井団地」というこれまた無茶苦茶なものだった。
チラシやバス停の掲示でいくら丁寧に案内しても、肝心のバス自体の表示が利用者を戸惑わせるようなものだと困りものである。

行先表示といえば、これまで「特快」などの前面で行われていた上下二本の横線が、「2-1番」「3-1番」「152番」「161番」などの「快速」や「急行」でも入るようになっている。
ただ、「59番」のように快速区間がほんの少ししかない路線でも行われているかと思えば、「新宮急行」では行われていなかったりで、統一感はまだない。
(つづく)
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2011年4月1日ダイヤ改正(16)

2011年04月04日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
・忘れものなど

エコルライナー」のルート変更に触れるのを忘れていた。

天神から福大への「エコルライナー」は、従来の「12番」の経路から城南学園通り経由に変更となり、「エコルライナー」専用の「中村大学前」バス停(下りのみ)が設置されている。
かつて「エコルライナー」が城内経由から赤坂二丁目経由に変更になったのは、筑女の学生の利用を取り込もうとしたためと考えられるが、今回はさらに中村の学生も…ということで、もはや「福大の学生のみをターゲットにしていたのでは成り立たない」ということを示しているといえそうだ。

ただ、そういう対策をすればするほど、地下鉄と同じようなルートになってしまうというのが皮肉な感じもする。

今後、学生の数は減っていくので、エコルカードの利用者数を増やすのは難しいのかもしれないけど、保有率を高めることを考えるとすれば、例えば、「赤間急行」の朝の数便を「エコルライナー」のルートで福大まで延長するとか(天神北ランプ経由にして、天神北で降車扱いしたあと、天神協和ビル前に向かいそこからはエコルと同一経路)、もっとダイナミックな工夫が求められるのではないだろうか。
目先の収益性や運用の効率を考えればなかなか厳しいのかもしれないけど、エコルカードが「使える」カードであることをアピールして保有率を高めて、将来にわたっての西鉄の顧客の囲い込みを行うということは必要と思われる。



「福大の学生のみをターゲットにしていたのでは成り立たない」というのは、「12番」のルート変更にもつながる話といえるかもしれない。
今回の改正で、これまでの「福大病院行き」はなくなり、「片江営業所行き」の一部が福大病院に立ち寄るようになっている。
「片江営業所行き」でみると、「福大正門前」に停車する前に病院敷地内に入って「福大病院」バス停に停車することから、「福大正門前」を利用したい人にとってはなんとももどかしいルートだが、「福大病院」に立ち寄る系統をある程度走らせることで、「保険」をかけているようにもみえる。



「208番」新設のチラシ。
キャッチコピーが見にくくて申し訳ないのだが「有田、荒江、別府、六本松地区から木の葉モール橋本へ乗り換えなしでらくらくアクセス」と書いてある。
ただ、「木の葉モール橋本」は地下鉄七隈線橋本駅のすぐそばにあることから、キャッチコピーに出てくる地区のうち「別府」と「六本松」地区からは、地下鉄でも直通で行くことができる。
地下鉄駅のすぐそばの施設なので、バスは、地下鉄ではカバーできない場所から客を集めるという考え方が自然な流れなのかもしれないが、そのような路線を作ってしまうと、都心へ向かいたい客を地下鉄に流すことになってしまうことから、悩ましいところといえる。

地下鉄との関係の中で、バスのアイデンティティを模索する”というのは、「エコル」「12番」「208番」に共通する命題といえそうだ。
(つづく)
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2011年4月1日ダイヤ改正(15)

2011年04月02日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
・春が来た

4月1日から、ダイヤ改正とともに天神地区での乗り場変更が行われ、該当する各所には案内が出ていた。



ただ、こちらは4月1日時点では変更が行われていなかった…。



乗り場変更の案内は、天神地区以外でも。



運行を開始した「78番」の側面表示はこんな感じ。
天神大和証券前の時点で、前面の行先表示は、「(経由地部分上段に)博多座 呉服町、(同下段に)箱崎駅 多々良、(行先部分上段に大文字で)土井団地、(同下段に小文字で)県庁」という無茶苦茶なものだった。
無茶苦茶な表示も簡単に修正できるのがLEDの利点だと前向きに捉えたほうがよいのだろうか…??



新70番台の天神→郊外向けのルート。



天神(明治通り)から福岡タワー方面は「20番」から「77番」に。
「77番」は覚えやすい数字で、タワー行きの番号としては良いと思うのだが、そういう観点でみると「大濠公園止め」があることが難点といえば難点。
4番」の(タワー行きでなく)「天神行き」というのも似たような感じだろうか。



なお、新キャラ「博多バスター」は降板していた。
(つづく)
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2011年4月1日ダイヤ改正(14)

2011年04月01日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
・next stage(その2)

経路変更をしたばかりの「12番」だが、不評を受け、福大正門前経由から旧福大病院東口経由にさらにルートを変更するもよう。
いったいどこに向かおうとしているのだろうか。



那珂川町コミュニティバス「かわせみ」の4月からの新型車両。
この車両で片縄地区の住宅地を通るのはたいへんそうだ。



新たな「お買いもの臨時バス」が登場。
期間限定ということだが、期間延長や本格運行への昇格はあるだろうか。



イメージだけ”ではなく本物の「直行」がついに登場。
博多バスターミナル→博多駅間をノンストップで運行するとのことだが、歩いたほうが早い気も…。

記事の日付にご注意ください。
(つづく)
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2011年4月1日ダイヤ改正(13)

2011年03月31日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
・graduation(その4)

県庁前」で天神方面行きのバスを待っていて「75番」が来るとラッキーだったのだが、今後はそういう感覚も味わえなくなる。
…といいながら、「71番」「74番」「77番」「78番」「79番」がまとめて昭和通り経由に変更…ということが起きなくもなさそうだけど。


「二瀬川行き」もあとわずか
泉ヶ丘と同様、二瀬川から天神へは、どうにか行くことができるが、その逆の、天神から二瀬川へは(直通では)行けなくなる。
鉄道がほぼ並走していて、その鉄道が「本気」を出して利便性がどんどん高まっていけば、バスにはなかなか勝ち目はないのかな…。


35番」、及び「博多駅~大井町」の「臨時」の廃止で、大井町地区を通るバスは再び「39番」がメインとなる。
昨年6月に「39番」が全便「快速」化されて大井町と二又瀬を通らなくなり、その3ヶ月後、博多大井郵便局開業に合わせ、大井町と二又瀬を通る「快速」ではない「39番」が数本だけ復活した。
そして今回、大井町と二又瀬を通る「39番」が一時間に1~2本程度運行されるようになるということで、変化がめまぐるしい。

大井町と二又瀬を通るものが「39番」で、通らないものが「快速39番」という分け方は、そろそろ考え直してもよいのではないだろうか。
「39番」は、都心行きが福岡空港国内線ターミナルに乗り入れることから、バスに慣れない人への「わかりやすさ」も重要であり、他のバス停以上に「DKH」が求められると思う。
例えば、福岡空港国内線ターミナルに乗り入れるものは全て大井町と二又瀬を通らなくして(「快速」は付けずに単に)「39番」として運行し、一方、大井町を通る方はターミナルには乗り入れず現行の「37番」がその役割を担うとか、何らかの整理が必要と思われる。

・小ネタ(その4)

金武営業所関係の今回のダイヤ改正の掲示は、通常の用紙を用いていない。
用紙切れ??

前々回の補足
お買いもの臨時バス」のうち「26B」は6月末まで、「ゆめタウン臨時」は4月14日まで運行期間延長のようだ(コメントでも情報をいただきました)。
「お買いもの臨時バス」の期間延長は“快挙”といえる。
西鉄香椎~マリノアシティ」「早良営業所~マリノアシティ」「大蔵~下原~イオン香椎浜~城浜団地」などの経験が活かされた…ということだろうか??

・どうでもいいですよ
新年度を迎えるにあたり、記事の中の表記方法をいくつか見直したいと思う。
現在、記事中におけるバスの行先番号は、「23番」「23-1番」のように、“カギカッコと番”を付ける表示方式で統一しているのだが、「23B」などアルファベットが付く場合、「23B番」とすると語呂と言うか収まりがイマイチなので「23B」とするなど、表記が揺れていて統一感がなかったので、今後は「23」「23-1」「23B」のように「番」を付けない表記に改めるつもり。

また、バスの「のりば」という用語については、「乗り場」よりも「のりば」のほうが親しみが湧いて好きなのだが、「こののりばは」のように前後に平仮名が来るといまいち見にくいことから、今後は「乗り場」と書こうかなと思っている。

いずれも思いつきなので、大井町を通る「39番」のようにまたすぐ元に戻るかもしれませんが(笑)。
(つづく)
追記
やっぱり「番」を付けないと検索がやりにくいことがわかったので、今まで通りでいきます。
「39番」に謝ります…。
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2011年4月1日ダイヤ改正(12)

2011年03月30日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづく)
・小ネタ(その3)

赤間営業所の路線図。
泉ヶ丘から赤間営業所に行くことはどうにかできるが、その逆の、赤間営業所から泉ヶ丘に行くことはできなくなる。
「5番」の終点「畑」へは、行けなくなってから既にかなりの年月が経過しているのだが…。


YKF」のイメージ。


新宮町コミュニティバス「マリンクス」の運行を受託する会社も地味に変更となる(西鉄とは関係ありませんが…)。
車両ルート時刻バス停も何も変わらず、表面上はなんの変化もないのだけど。


「3月31日までの期間限定」となっているこれらの路線(JR博多シティのプレオープンに合わせて走り出した、西部地区と博多駅を結ぶ「快速」)の動向も気になるところ。
なお、前回の記事で触れた「26B」と「ゆめタウン臨時」は、4月以降のダイヤも一部は検索できるため、一応「存続」ということなのだろうか…。
(つづく)
コメント (4)
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