INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

続・ひっそりと(38)

2014年08月02日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市城南区の「片江三丁目」バス停。

  
福大前、片江営業所方面の乗り場と、

   
島廻橋油山観光道路六本松南薬院柳橋、博多駅方面の乗り場。

一時間に4本以上のバスの本数があり、特に「ひっそりと」している訳でもないのだが、このバス停には、有史以来、「16番」以外の路線が停車したことがなく(過去の経緯についてはこちらの記事も参照のこと)、天神中心の視点でみると、「レークヒルズ野多目」や「八田小学校前」などと同じく影の薄い存在である(←あくまで個人的な感想です)。

このバス停は「福大通り」上にあるのだが、この先の片江一丁目交差点から先は「大池通り」、さらに清水四ツ角交差点から先は「きよみ通り」となり、以前の記事でも書いたように、道路は一続きであるにもかかわらず通りの愛称は連続していない。

「16番」は「福大通り」を出た後「大池通り」はわずか100mあまりしか通らず(片江一丁目交差点~島廻橋西交差点間)、また、その先の「大池通り」を走る路線は「きよみ通り」には入らず、バス路線的に見ても、道路の連続性は活かされていない。

早良街道の干隈三差路福岡空港国際線ターミナルをつなぐ“ヨコのライン”が、「軸」としてではなく、都心までのルートのうちの一つの「部品」としてしか機能していない現状が惜しいなぁ…といつも思う。
かといって、ここをヨコに貫く路線を作ったとしても、需要や定時性の面で疑問符が付いてしまうのも事実なのですが。
(つづく)
コメント (2)
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