西鉄天神大牟田線「大橋」駅への特急停車スタートに合わせ、バスもダイヤ改正。
利用動向を懸念していた「大橋駅~福岡空港国際線」は、とりあえず現状維持で、改正を乗り切るもよう。
朝に、東京行きの始発に間に合うような「大橋駅→(直行)→国際線→国内線」とかどう?なども考えていたのですが。
1.西鉄香椎駅前広場へのバス乗り入れ
公式から引用すると、
“駅前広場の整備に伴い、一時的に「西鉄香椎」バス停を「西鉄香椎駅前」バス停と統合し、乗降取扱いを行っておりましたが、供用開始に伴い駅前ロータリーへ「西鉄香椎」バス停を戻します”
とのこと。
今年の春に、バスが戻ってくる兆しについてお伝えしていたが、2011年以来、6年の歳月を経て、ついにバスが戻ってくる。
“一時的に”にしては、ずいぶん長い期間でした。
駅前広場に乗り入れるバスは、「22番」「23-1番」「29番」、及び香椎浜二丁目行きの「無番」(平日一日一本のみ)で、乗り入れ停止前とあまり変わり映えしないラインナップ。
「W」の次はこんなふうになる、という予測をしたこともありましたが、現実は…という感じ。
路線のラインナップは変わり映えしないが、駅前広場自体は大きく様変わり。
今後、香椎浜営業所の廃止で、アイランドシティに行かない便の受け皿としては機能しそうな感じもするので、乗り入れる路線が増える余地はありそうだが、JRの香椎駅にもバス乗り場ができる計画になっており、無駄に分散して不便にならないことを願いたい。
2.BRTの「回送」の営業運転化
愛宕浜営業所(のこ渡船場)、及び、那珂川営業所と都心部の間に走る連節バスの「回送」が営業運転化され、都心部以外でも連節バスに乗降する機会が生まれる。
設定されるのは以下の5路線(主要停留所のみ記載)。
(特快9番)能古渡船場→藤崎→西新四丁目→六本松→薬院駅前→渡辺通一丁目→BRT内回り
(特快301番)能古渡船場→西南中高前→伊崎→都市高速→天神コア前→BRT内回り
(特快300番)BRT外回り→天神高速バスターミナル前→都市高速→伊崎→西南中高前→能古渡船場
(特快W)那珂川営業所→老司→大橋駅→那の川→渡辺通一丁目→BRT外回り
(特快W)BRT内回り→天神コア前→天神大丸前→那の川→大橋駅→老司→那珂川営業所
西鉄大橋駅のロータリー、藤崎ターミナル、六本松こんどう美容室、天神コア前&ソラリアステージ前以外の天神のバス乗り場…などに連節バスが新たに停車することになる。
また、短区間とはいえ、都市高速道路を走行するのは見ものかも。
那珂川営業所では、ハイエースから連節バスへの乗り換え、なども体験できるかも。
将来的には、連節バスによる都心の循環運行は衰退して、郊外←→都心の連節バスによる運行が増えるかも??というのは、今言うことではないでしょうか(笑)。
なお、これらの便は一応「特快」として運行されるようだが、既存の「特快」と停車停留所が必ずしも同じではないので注意が必要。
“車両が違うから、見た目で判断できるよね!”ってことでしょうか。
(つづく)