(つづき)
「席田会館」。
私のようにバス停の名前で漢字を覚えた人(笑)以外にとっては意外に難読なのかも。
席田会館は、バス停から道路距離で500m以上離れた丘の上に。
16年前の記事で、
“施設のまん前じゃなくてかなり離れていても「前」を付ける例は、時の経過とともに全体的には減る傾向にある。
現在は、まん前じゃない場合には、「入口」などを付けるケースが増えている。
これはすなわち、道路の整備が十分でなく、バス網が未発達の段階では、その施設にはバスではそれ以上近づけない(バス停から施設までは歩くしかない)ため、まん前じゃなかったとしても「前」で特に問題はなかった。
しかし、道路整備により、バス網がよりきめ細かくなり、施設とバス停との位置関係、まん前なのかそうでないのか、ということがより重要視されるようになってきたため、まん前でない場合には「入口」などを付けるようになったということだろう”
と書きましたが、もし今、白紙の状態からこのバス停に“席田会館”を使って名前を付けてください、ということになれば、「席田会館入口」とか「席田会館西口」などになっていたと考えられる。
「入口」などが付いたほうがむしろ親切ではあるのだが、シンプルなバス停名が持つ潔さというものは鑑賞の対象になり得る(個人の感想です)。
「会館」は、「公民館」と同様に福岡市の施設だが、「会館」は、福岡空港の騒音の影響を受ける地域に設置されるという特色がある。
こんな感じで。
ただ、席田会館のすぐ近くに東平尾公民館があったり、筥松会館とは別の場所に筥松公民館があったりするなど、「会館」が「公民館」の代替というわけでもなさそうで、詳しいことはよく知りません。
福岡空港のフェンスに沿って都心方面の乗り場。
博多駅までは、国内線ターミナルに乗り入れるか否か、二又瀬経由か否か、豊二丁目経由か榎田町経由か、という違いがあり。
郊外方面。
行先があまりばらけていない「37番」は、時刻表では一大勢力となる。
「28B」なんかも同様で、スイミー効果とでも言いましょうか。
(つづく)