(つづき)
ダイヤ改正の詳細が発表されています。
コロナによる利用者減で全体的に減便が行われ、一部で廃止があったり、減らし過ぎを補うための区間便新設があったり…、という内容で、昨年に引き続き面白味はあまりなし。
先日お伝えした、特急「むなかた号」廃止以外だと、「3番」の“本家”「特快」(早良街道上も速達運行)、「快速4番」、「無番」の那珂川営業所~九州がんセンター、高宮駅東口を複乗する「61番」若久団地第三行き、春日ローカル「2番」の那珂川ハイツ系統…、といったところが福岡地区の廃止の主なところ。
「快速4番」廃止で、呉服町交差点の曲がり方のパターンがまたひとつ減ることになる。
一方で、「3番」「58番」「九州医療センター~藤崎」「那珂川ハイツ~博多南駅」などで新たに区間便が新設。
太宰府~宇美の「4-1番」は、新たに上宇美を複乗するようになる。
個人的にはこれが今回の一番のトピックのような気がしています(笑)。
12年前に、
“現在の「4-1番」については、終点を宇美営業所ではなく上宇美にしてみるなど、少しでも利用を増やすためにいろんな工夫の余地がありそうな気がするのだが、そういうことは特に行われておらず、路線自体にあまりやる気が感じられない”
と書いていたのですが、ここにきて急にやる気を出した…というわけでもないとは思いますが。
都市高速アイランドシィランプの供用開始は3月27日とのことなので、その後に更なる改正があるということでしょうか。
アイランドシティランプ経由の路線ができなかったら、センターマークス地区の住民の方たちはノレノレ詐欺に遭った気持ちになるかもしれません。
冒頭の画像は、4年ぶりに、天神新天町入口から郊外への「3番」の平日の本数の比較。
「特快3番」の歴史については過去に書きましたが、今回、日中を中心に大きく減っており寂しい限り。
今回の改正では、コロナによる乗客減が減便の理由とされているが、2018年春には運転手さん不足による減便が行われている。
今後、全体的な増便が行われるような時代はやってくるのでしょうか。
(つづく)
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