INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

イミカヨミカ(76)

2025年01月12日 |   ┣ イミカヨミカ

(つづき)
「薬大前」、読み重視の英字表記。
ただし、バス車内の運賃表では、“College of Pharmacy”と意味重視で表示される。


女子大前」が「福岡女子大前」、「教育大前」が「福岡教育大学前」、「産業大学前」が「九州産業大学前」…と名称が変わっていく中、ここは「第一薬科大学前」とはならずに昔からずっと「薬大前」


都心方面。


この先の清水四ツ角を直進するものと曲がるものとで路線図を分けている…のかと思ったら違いました。


「W1」「W2」「W3」「W4」「区1」「区2」と、数字ではない文字から始まる行先番号のほうが多いという、ある意味珍しいバス停。

数字から始まる「60番」は、2012年7月に運行を開始した比較的新しい路線。

もう一つ、数字から始まる「6番」は、もともと「61番」の支線として走っていた路線で、その後、「区役所61番」「区3番」と番号を変え、南区を超えて城南区の福大病院まで運行されるようになるのを機に「区」が取れて「6番」に
3から6になったのは、同時期に福大病院には椎原や曲渕から別の「3番」が乗り入れていたため、というのは個人の見解です。


郊外方面。

 

2013年11月のダイヤ改正で、大橋駅までしか運行されないものが格段に増加。
昔は佐賀県との境福岡市早良区との境付近まで直通するバスがありました。


道路の愛称は「日本赤十字社福岡赤十字病院通り」ではなく「日赤通り」。
(つづく)

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LED REAL(135)

2025年01月01日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
2025年ということで、現在は「20番」に引き継がれている「25番」。
当時は、貝塚駅~築港口~天神~渡辺通一丁目六本松~鳥飼~西新~地行~福岡タワーというルート。
貝塚駅から西新までは、もともとは、路面電車代替の役割。

2015年、鳥飼~地行間のルートが西新経由から今川西町公園前経由に変更となるのを機に「25番」から「20番」に。
欠番となった「25番」は、その後、雁の巣レクリエーションセンターから先の西戸崎、志賀島方面に行く路線の番号として、2024年春から使用されている(ただし、「25A」「25I」と、アルファベット付きのみ)。
「20番」も、もともとは「25番」とともに路面電車の代替路線だったが、「25番」よりも先に廃止され、その後1年間だけ「月見町~福岡タワー」の番号として使用されたあと、現在の「20番」となっており、より移り変わりが激しい。

路面電車代替路線の行先番号は、十の位の「2」は城南線、天神経由(「1」は城南線、博多駅経由、1桁の番号は貫線[現在の明治通り]経由)、一の位の「0」「1」は東側の起点が九大前(現在の箱崎三丁目)、「5」は東側の起点が貝塚駅と、番号の体系がとれて美しかったのだが、現在は「1番」の箱崎三丁目行きや、「10番」「15番」が城南線、博多駅を通るという事象に辛うじて残っているだけ。


これは40年以上前、さらに市内電車代替の役割が明確だった頃。
ただし、「1番」に姪浜~野方の郊外要素が加わったり、「5番」が千鳥橋経由から県庁経由に変わったりして、完全な代替ではなくなっていますが。

昨年は大学の講師を始めたり、本業以外のいろいろな新しいことを始めた一年でした。
このブログも5月で開始から20年となります。
20周年のことも25周年のことは何も考えておりませんが、2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
(つづく)

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もっと愛をください(59)

2024年11月30日 |    ┣ 愛をください

(つづき)
愛をください(61)」で取り上げた一匹目のリス、「Day Tripper(33)」で取り上げた二匹目のリスに引き続き、宗像市に生息する三匹目のリス。


ネオポ リス・・。

ネオポリスとは、大和団地(大和ハウス)が開発した住宅団地のことで、関西地方に多く見られる。
ニュータウン」だと、他にもいっぱいあって存在が埋もれてしまいそうなので、少し言い方を変えてみました・・といった感じでしょうか。

なお、バス停の名称には、一丁目、二丁目などと付いているが、この付近の町名は「ネオポリス」ではなく「城西ヶ丘」。
“「サニータウン」「パークシティ」のように、開発当時の住宅団地名がバス停の名称から消えてしまったところもあれば、「ネオポリス」「森林都市」「那珂川ハイツ」「さわら台」「八幡東ニュータウン」のように健在のところもある”
と、「香椎台三丁目」の記事で書きました。


赤間営業所と鐘崎を結ぶ「3番」のルートで、ネオポリスから赤間方面へは宗寿園経由とくりえいと経由の2種類があり。
かつての「3番」は、ネオポリスもくりえいとも経由していなかったが、合理化の中で他の路線を次々に取り込んでいって現在のカタチに。
(つづく)

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もっと愛をください(58)

2024年11月16日 |    ┣ 愛をください

(つづき)
愛をください(57)」で取り上げた一匹目のツナ、「愛をください(81)」で取り上げた一頭目のカバに引き続き、粕屋町に生息する二匹目のツナと二頭目のカバ。


お ツナ カバ る・・


「乙仲原」の3つ先には「甲仲原」のバス停も存在するが、「第一高田町」「第二高田町」のように、「甲」「乙」はバス停名の頭に付けられた番号ではなく、


地名として存在(ただし、現在の町名としては仲原三丁目などになっている)。
隣接する須恵町には「甲植木」「乙植木」もあり(西鉄バスのバス停は「乙植木」のみ)。


36番」の天神行き、宇美営業所行きが一つにまとめられ、


宇美方面は対面でお待ちください。
36番」には、以前は佐谷経由恵山閣経由購買店行き、酒殿行き、新原行き、佐谷行きなどが存在し、近年でもイオンモール福岡に立ち寄らない宇美営業所行き、イオンモール福岡行きなどのバリエーションが存在したが、現在ここから郊外方面へはイオンモール福岡、新原を経由して宇美営業所に向かう路線のみ。


コンクリートブロック造の待合室も。


(つづく)

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もっと愛をください(57)

2024年11月12日 |    ┣ 愛をください

(つづき)
愛をください(74)」で取り上げた一匹目のサバに引き続き、大牟田市を泳ぐ二匹目のサバ。


さサバやしまち・・

  
大牟田駅まではすぐ。
大牟田駅行きとゆめタウン大牟田行きの2つがあって「15番」と「16番」の2つがやってくるが、行先と番号が対応しているわけではなく、「15番」「16番」それぞれに2つの行先があるという、行先番号が「行先を示す番号」として機能していないことの好例。
こういう例は、福岡県内至るところで見られ、ある意味“当たり前”の光景なので、特に問題視するつもりはないのですが。

  
郊外行き。
「15番」と「16番」は全く違うところに行くので、都心行きで番号を無理に合わせるといろんな矛盾が出てくるのも事実。

なお、ゆめタウン大牟田行きは次の大牟田駅から「6番」に統一され、大牟田市街地での利用者へのわかりやすさは意識されている。 

このブログを書き始めた2005年当時は、バスの行先表示が方向幕からLEDに変わっていく最中であった。
表示を瞬時に切り替えられるLED化の進展に伴い、利用者へのわかりやすさを目的とした行先番号の統一も進んできた

41番」二日市・朝倉街道方面行きの高山以降とか、「69-1番」博多駅行きの小笹以降とか、統一されてもよさそうなのにずっとそのままになっている区間もまだまだありますが。
(つづく)

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