書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

〇バカになることは簡単である。

2018年11月28日 14時47分28秒 | 意識論関連
やたらと自分のことを優秀だと言い張ろうとするバカというのは 糞DQNでも東大生でも見られる

大多数は男なんだが 男というのは先天的に統率的集団行動への執着が強いために 何が何でも順位序列を決定しておかないと不安で仕方がないからである

「生存価にとって有利であること」が短絡的に「人間としての価値」にはならないのだが 大多数が抱く大衆観念上においては「生存」こそが最も重要であるという錯覚に基づいた論証ばかりを信じ込む習性がある

生存価が絶対的価値であるならば ナチス政権に反対して命を落とした思想家は人間として劣っており むしろ迎合した思想家の方が「賢い」という話になってしまう

キング牧師やガンディー イスラエルのラビン首相が命を落としたからといって人間として劣っていることには全くならない

個体の生存などというのは「結果」であって 人間としての合理的「目的」とは何の関係もないのである

生存にとって有利な行動こそが絶対的正義として扱われているからこそ 優生学などという野蛮な屁理屈に基づいた暴力行為が後を絶たないのである

生存も遺伝的進化も「結果」であって 生物にも遺伝的進化にも合理性のある意識的「目的」選択が介在する余地はない

どんなに生存にとって有利な性質や行動選択をしたところで それが短絡的に人間性や倫理に直結するわけではないのである

リチャード:ドーキンスのお伽話ヨロシク断片的な利他的行動を人間性だと言い張るのは 進化万能論や生存絶対主義にとって都合の良いこじつけに過ぎない

特定集団にとって有利な統率的協調性や 集団内部にとって利他的行動を採ったところで そんなものは人間性や倫理の論証には一切ならない

生存絶対主義者が主張したがる話に「一つのパンを10人で分ければ全員が死ぬ」というのがあるが 現状の資本主義社会においては「10個のパンを一人で独占しているから9人が餓えている」のである

過剰なまでに少数派がパン(資本/リソース)を独占することによって むしろ社会全体の持続可能性や安全性を損ねていることこそが現状の資本主義の問題点であり だからこそ累進課税などという一種の不公平な制度を導入しなければならない

必要以上に資本を独占したがるのは 単なる生存に対する過剰な強迫観念に因るものであって 合理的根拠に基づいた行動選択には全くなっていないのである

現状社会において成功するかどうかも 飽くまで個体の生存価を基準にしたものであって 人間としての価値や倫理とは全く関係がない

自然界においては弱肉強食に基づいた淘汰が遺伝的進化を促したのだが これは飽くまで結果であって 合理性のある目的行動選択が介在する余地など一切ない

そもそも自らの遺伝子というのは個体の意図目的とは無関係だからである

例えば 天敵から逃れるために足が速くなったのではなく 天敵から逃れられた個体種への淘汰圧力の結果として足の早い種へと進化(変異)したに過ぎない

こうした遺伝的進化が起きるためには 天敵に襲われたらその場限りにとにかく逃げるというバカみたいな行動しかしないことが前提である 足の遅い子供や老いた個体が犠牲になろうとも 何の対策もしないバカでなければ遺伝的進化は促されることはないからだ

ところが ヒトという種の生物は 最低でもここ数万年は遺伝的進化をしていないという それはヒトの知能によって様々な対策や工夫をするようになったため 淘汰圧力から免れたからであろう

とは言え これはほんの数万年程度の話であって それ以前の膨大な遺伝的進化の過程で脳に組み込まれた本能習性の全てが無くなったわけでもなく 他人を蹴落としてまでも生存にとって有利な行動を採ろうとする習性が無くなったわけではない だからこそヒトはヒトを殺すのである

「俺様の方が優秀」などと言い張るバカ共は 「遺伝的に自分の方が生存に適している遺伝子を持っているから 生存にふさわしい」とでも思っているのであろうが それは利己主義が作り出した大衆観念的幻想でしかなく 何ら倫理や自律的な社会的責任判断力を伴った人間性の論証には全くならないのである

人間性にとって必要な 自律的な社会的責任判断選択というものが 現状社会において生存価に有利である保障は何もなく

原発の津波に対する脆弱性は上司や同僚の顔色をうかがって無視していた方が東電社内においては「生存にとって有利」なのである

様々な大企業による不正も 社内における「生存にとって有利な選択」が招いたものであり

ナチス政権下においてはユダヤ人の大量殺害計画こそが出世の近道となった

特定環境下 特定社会において生存にとって有利であることは 人間としての価値には全くならない

ましてやクイズの正解率をどんなに自慢しても 社会に役立つ新しい発見や発明などの業績が得られるわけではない

知識の「量」をどんなに自慢しても それが通用するのは大多数の何も考えていない文科系大衆観念者が作り出した宗教的妄想を満足させているに過ぎないのである

学力を自慢しているようなバカは後を絶たないが 何も論理的に検証したこともない多数大衆から尊敬されることを目的にしている時点で 科学的真理やそれに伴う社会安全性の追求は放棄されているのである

どんなに気分的に満足しても むしろその気分的満足というものが先天的本能習性に由来した自己選択不可能性である以上 本当の自由意思は介在していないのである

多数派から評価承認されれば気分的には満足であろうが それが知能の本質である真理の追求を阻害する最大の要因でもある

多数派からの評価承認という抽象化された餌につられて習得したあらゆる能力は 所詮本質的主体性を伴った自発的選択にはならない

「自律とは自発の中にあり 他にはない」のはそのためである

説明されれば理解可能な話でありながら 説明されるまで自発的には一切気付くことが出来ない時点で そいつは既にバカである

自分がバカなのかどうかを論理的に自律検証できないことには 「頭が良くなる」ことなど一切なく むしろ多数派のバカの観念に同調迎合しているだけのバカにしかなれないのである



Ende;
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〇悪習。

2018年11月28日 00時36分21秒 | 意識論関連
「ヒトのオスというのは子孫をたくさん残したい生き物」というのは嘘(間違い)である

ヒトの男は「キレイなねぃちゃんとヤリたいだけ」であって むしろ妊娠なんぞしようものなら面倒臭いだけである

それこそ繁殖能力もない幼女を犯しておいて殺すことすらある

こうした先天的行動バイアス(本能習性)には「子孫を残す」などといった目的はない

あくまで先天的本能習性が促す行動が結果的に子孫を残すことになるだけであって 合理的目的選択が介在する余地はない

これを理解していたら現状の生物学界では認められることはない

そういうもんです

そういうもんですけど それで良いわけではないけどな

 ◇

世間的成功ばかりを自慢したがる時点で 利己的利益しか頭にはなく

社会安全性や持続可能性を追求する人間性や倫理は後回しになっている

アルベルト:アインシュタインは こうした世間的成功ばかりを目的にするような生徒を作り出してしまうのが資本主義の最も悪い点であると述べている

アインシュタインは「人類最大の発明とは何か」という問いに対し

「金利である」と述べたのだが これは飽くまで冗談皮肉である

アインシュタインの言っている内容全体から見れば そんなこたすぐに判るのだが

文科系大衆の多くは言葉の断片だけを取り出して来て名言扱いして満足しようとする悪い癖があるが これは曲解を招く悪習である



Ende;
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