書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○RF35mmF1.8。

2019年02月22日 13時44分37秒 | 日記
キヤノンのフルサイズミラーレス用RF35㎜F1.8のサンプル画像を見てみたんだけど

背景の色に関わらず後ボケが緑系 前ボケがマゼンタ系に拡がる癖が見られる

F1.8という中途半端に大口径なもんだから ガラスの屈折率を上げなきゃいけなかったらしくて ボケに色分解が見られる



油が浮いたようなボケ方は 被写体条件によっては煩わしいかも



画面周辺まで解像度は高そうなんだけど 非点収差があるらしく 放射方向にボケたり同心円方向にボケたりと やっぱり煩わしいボケ方をする



ボケの輪郭に若干強調感もあって いわゆる二線ボケとか フチボケの傾向も見られる

機械測定的には性能は高そうなんだけど 「描写」の観点からは若干クセ玉かも

EOS RPが軽量だっつっても 唯一の軽量レンズがこれだけってのはちょっとなぁ

ニコンの85㎜F1.8とかも高画質と引き換えに油が浮いたようなボケ方する

RF50㎜F1.2Lの方には そういうクセが見られないんだけど

高ぇからな

激烈に高ぇからな

ニコンも85㎜F1.4はクセがない

しかも手ブレ補正ないし ボディによっては電子式はあるのかな

 *訂正:35㎜F1.8は手ブレ補正がついてた 50㎜F1.2にはない



むやみに大口径化しないでF2.8ぐらいに抑えた設計の方が「描写」の観点からは扱い易いレンズになるんだとは思う

機械測定的に性能が高くても 画像を見るのは機械じゃなくて人なので

MTFの測定値だけでは評価しずらい部分がある



フジフイルムのGFシリーズがそんなに大口径化してないのは 描写を大切にしているからだと思う





Ende;
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