§:7万年前 認知革命
◯100万人が協力し合えば大きなことができる
⇨力の規模の大きさが人間性や倫理の論証にはならんよ
力の規模は道具の一つに過ぎず 道具を何に用いるのかの選択にこそ人間性や倫理が介在する
◯お金はフィクション ⇨お金は約束だよ 約束もフィクションの一種ではあるけど 一応根拠や保証はあるので単なる根拠のないファンタジーとは区別すべき
◯宗教のように「これを信じなければならない 話は終わり」という押し付けをすべきではない
規範意識 同調圧力
§:1万2000年前 農業革命
◯農業革命とは支配することである 所有の概念
⇨権力者が国民を所有したがることで封建的社会が出来上がるわけではなく 特定の権力者に対する盲信性によって過剰な順位序列を求めることで 格差貧困が生ずるのである
順位序列に固執する者というのは 実は暴力威圧的に抑圧すると むしろ喜んで服従するようになる
怖い相手に服従することが快楽なために 服従対象を過剰なまでに奉仕するために 順位序列が低いとみなした相手を必要以上に虐げるようになる
他人を蔑むことに異常執着する者とというのは 実は非常に卑屈で 盲目的に権力者や神を信じ込んで服従したいという習性の裏返しである
暴力団のようなバカの集団でも統率的協調行動ができるのは 暴力的な恐怖や力に頼って服従迎合しておくことが 本能的に安心な習性があるからだ
◯複雑なストーリーを受け入れることが必要
⇨ヒトは単純なストーリーばかりを受け入れたがる先天的愚かさを持っている
それは「主観的に気分が良くなること=正しいこと」という主観が促す錯覚を 錯覚として認識しづらい先天的欠陥があるからだ
◯私達(ヒト)は有罪
⇨罪の概念に対して 人は短絡的に罰で償えるものだという錯覚を抱きがちだが 過失失敗というものは原因を究明し再発防止策を立てることこそが最も重要である
過ちは繰り返さないことこそが社会安全性や持続可能性にとって最も合理的だからである
罰や償いは優先事項ではない
◯人類自らアップグレードし 別の何かに進化する
⇨そもそも現状の「ヒト」の何がどう問題なのかを理解しないままではアップグレードは不可能である
ハードウェアとしてのヒトの先天的欠陥が何なのかを理解しない以上 何をどう「アップグレード」するというのか その論拠がない
◯地球規模の団結が必要
⇨フィクションやストーリーというものは所詮本能習性に過ぎず これらに頼ることは錯覚に陥る危険性も伴うことになる
重要なのは「本当に社会安全性や持続可能性にとって最も合理的で優先されるべき行動」を選択することであり 論理客観的検証性(理性)こそが意識の本質であることを理解し 認識することである
つまり 本能習性によって促される「団結」ではなく 理性によって選択する「自律」こそが「本当のこと」を認識区別する上において最も重要なのである
バカがバカのまま団結しても何にもならない
Ende;