現在の日本の体育教育は、
明治時代に始まった軍隊教育が基礎となっているという。
隊列を組み、「気を付け」「休め」などの号令で姿勢を取る。
学校教育の中でこうした基礎を叩き込んでおけば、
後に軍隊に入った時に兵士として始めやすい。
そういう軍国教育がなされている。
体力づくりという目的も、個人のためではない。
個人の体力は国家のためにある。
国を富ませ、強い軍隊となるための 丈夫 . . . 本文を読む
今日は、近所のドッグランで開催される’しつけ教室’に参加した。
基本中の基本事項を教わった。
・犬が自主的に飼い主を意識すること
・目を合わせること
・「おいで」で来ること
・「待て」できること
待てないのよ。オヤツを見たら。
そのくせ、呼んでも来ないのよ。
っていうか、目を合わせるの苦手なのよね。
飼い主よりも他の人のほうがチヤホヤしてくれるから好きだし。
我が犬ウーゴくんはたいへん穏やか . . . 本文を読む
毎月一日は作り話を書いている。
自分の体験をもとに書くと、リアルになるのは良いけれど、
本当のできごとだと思われると困ったことになる場合も有る。
だから、奇想天外な事を書きゃいいのだが、どうも小さくまとまりがちだな。
毎月一日に作り話を書いて、翌日には言い訳を書いている。
昨日はサボったので、今日は一昨日の分の言い訳である。
※
盆踊りの輪の中で、下駄履きの巨漢に3回踏まれて、
文句を言っ . . . 本文を読む
「ちょっと一旦、輪を出ましょう。」
相手の男は仲間と何やかや言いながらもあとをついて来る。
「境内を出ましょう。商店会やお寺に迷惑をかけちゃいけない。」
男たちは私について来ると言うよりは、
私に逃げさせまいとして追っているといったところだろう。
屋台に並ぶ列や人混みの中、
小柄の私はスイスイと身をかわして進めるけれど、
ガタイのいい男たちは遅れを取る形になる。
相手を怒らせたら、適うわけが無い . . . 本文を読む
東洋医学つまり中国古典医学では、身体に陽の気と陰の気の流れが有るという。地上の生き物にとって、重力というのはたいへんな負荷だ。人間なんか二足で立っているので、ことにたいへんだ。上下の気の流れを滞りなく流すと、元気になれる。流れが悪いと、あれこれ不調が出る。冷え性で足が冷たいけれど、頭はのぼせていたりする。私はその傾向が有る。しっかり歩いたり呼吸をしたりすれば良いが、怠ると足が冷えて頭がのぼせる。※ . . . 本文を読む
毎月一日には法螺を書いています。四月だけじゃ足りないんです。そのかわりと言っちゃあなんですが、毎月二日には懺悔を書いています。懺悔だけじゃ足りないぞ!というお声も聞こえるような気がします。自分の楽しみを続けるためにも、ひとさまに危害を加えないような内容を、心掛けております。※といった中で、実害を及ぼしかねない事柄に触れたのが昨日の法螺でした。https://blog.goo.ne.jp/su-sa . . . 本文を読む
6月になった途端に、「もう今年も半分経っちゃいましたよ」と言う人が有るが、落ち着け。6月が終わった時に言うなら分かる。正確には、7月2日の昼過ぎに、一年の半分が経つ。と、細かいことをブツブツ思いながら、犬の散歩に出る。犬は熱心に道端のにおいを嗅ぎながら進む。たまに立ち止まり、しっかり嗅いだ後、一歩前に出て、威勢よく片足を上げて、嗅いだ箇所にオシッコを少し掛ける。マーキングと呼ばれる行動だ。私は「名 . . . 本文を読む
毎月一日は、法螺を書いています。
昨日は一日だったので、内容はつくりごとでした。
嘘を書いてすみませんということより、言っておきたいのは、
私はタケノコ泥棒をしていない、ということです。
竹林は手入れをしないと、ひどく荒れる。
古い竹は切り、新しいタケノコはどんどん採ったほうがいい。
とは言え、勝手にタケノコを採っても良いとは思っていない。
ホントです。
ホントですよう . . . 本文を読む
毎年この季節になると思い出す事が有る。
懺悔。
悪い事はできないものだ、という話。
※
もう15年ほど前の事だ。
前の飼い犬が生きていて、若かった頃だ。
正直に書けば、私は筍泥棒に出かけたのだ。
この犬は、私から離れてしまわないので、放して歩くことができた。
それに、タケノコが好物なんである。
地面からまだ先を見せてもいないタケノコを見付けて、
ほじくってかじる。
トリュフ豚みたいなもんであ . . . 本文を読む
昨日はブログを書くのを忘れて寝てしまった。
毎日のルーティンの中にうまく入っていない。
以前は朝起きてすぐに書いていた。
今は、朝起きたらすぐに犬の散歩に行く。
その後、いつブログを書くか、その日によってまちまちなものだから、
うっかりするとすっぽかしてしまう。
時間を決めて習慣にしたほうが、「毎日やる」ことは楽だ。
※
前に飼っていた犬は、家の中に設置したトイレシートで用を足すことができ . . . 本文を読む
毎月一日に法螺を吹いている。
嘘っぱちをブログに書いている。
読者のネットリテラシーを試すつもりなんかではない。
ただ自分の虚言欲を満たしたいがためであるよ。
※
2年半前から特別養護老人ホームに入居した老母は、
2月28日がお誕生日である。
新型コロナウイルスの感染防止対策のため、
面会は基本的に無かった。
ただ、母の場合、2~3ヶ月に一度、大学病院に通院する必要が有る。
私がホームに迎えに . . . 本文を読む
昨日は老母の誕生日であった。
満90歳である。
自宅から3㎞ほどのところに在る特別養護老人ホームに
面会に行った。
「ここにはね、カータンがいらっしゃるのよ。」
ふーん。・・・ん?
「カータンって何?誰?
おかあさんってこと?誰の?」
母は自分の母親のことは「おかあさま」と言う。
カータンとは気安く幼いにも程が有る。おかしい。
このごろ認知症状が進んだとは聞いていたが、こういうことか。
母親 . . . 本文を読む
実体験をもとにして法螺を書いた時に、いつも思う。
事実は小説より奇なり。
些細な作り話の部分よりも、本当の話のほうがずっと面白かったりする。
毎回、懺悔のために翌日に本当のことを書いている。
今回は正直に言って、本当のことを書くことを目的に法螺を書いた。
実際に有ったできごとの、意外な部分を書かなかったわけだ。
無かったことをでっち上げるのも嘘。
事実を捻じ曲げるのも嘘。
一部分を隠すことも、 . . . 本文を読む
死ぬということ自体を怖いとは思っていない。
しかし、殺されるとしたら、怖い。
死が眼前に迫っているから、というより、
自分に危害を加えようという思いが怖い。
激烈な手段が怖い。
痛いのは怖い。
※
殺されそうになった経験が有りますか?
殺されそうになるという状況を想像したことすら無い人も多いのではないだろうか。
※
渾身の力を籠めて、首を絞めてくる。
両手を私の首にかけ、思い切り力をか . . . 本文を読む
毎月一日には法螺を書いている。いつもどおりの日常の描写から入ると読む人はどこまでが本当でどこからがウソか分からなくなる。というヤリクチも常套手段になってしまった。「事実は小説より奇なり」という言葉も有るけれど、思いがけない現実というのは本当に有るものだ。考えてみれば、「暖房は薪ストーブと火鉢だけを使っています。」というのも、真に受けない人も多いかもしれない。※ちかしい人によく法螺を吹いた。亡父は格 . . . 本文を読む