終わったテレビドラマについて今さら書くのもナンだが。
ミステリードラマを途中で紹介してもしょうがないと思って
書いていなかったのだが、
終わってから紹介したら増々しょうがないじゃないか。
※
とても仲の良い夫婦、高校生の娘と小学生の息子。
幸せな日常。
だがある日、妻と娘と息子が帰って来ない。
会社の部下や、大学時代からの友人などが
真相を究明する手助けをしてくれる。
事件に関与していそうなあやしい人物が次第に見えてくる。
謎が一つ解けるということは、謎が一つ増えるということでもある。
一体誰が真犯人なのか。
事件の全体像はどのようなものなのか。
※
けっこう込み入った筋で、なかなか真犯人に辿り着かないので、
存分に楽しませていただいた。
なんせ、10回の放送では事件がこんぐらかっていく一方で、
11回目から「真相編」というものの、一向に解決に向かう感じがしない。
面白い話はなかなか終わらないほうがいい。
テレビドラマは10回くらいで終わってしまうのが残念でならない。
人物像がしっかり描き出されて面白くなってきたな、と思った頃に最終回というのが
常であり、ガッカリすることが多い。
「真犯人フラグ」は、そういう不満を感じさせないばかりか、
じれったさでゲップが出るくらい満足させてもらえた。
※
「コタキ兄弟と四苦八苦」の時も褒めちぎったつもりなのだが、
調べてみたら、ちゃんと名前をあげて褒めていなかった。しまった。
あらためて褒め称える。
芳根京子さんの顔面の筋肉はすばらしい。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/b07e3f3e92fc433187dd0c33716096bf
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/s/%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%82%AD%E5%85%84%E5%BC%9F
「コタキ兄弟」では、初めて’サッチャン’の苦悩が明かされる、
路上でのシーン。
演じる芳根京子さんの額の筋肉が微かに軋む。
本当に微かだけれど、それだけに訴えるものが有る。胸を打つ。
芳根京子に前髪は要らない。
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