[あらすじ] 営業自粛期間中に改装するのでDIYできる方お願いというツイートを見て、
新宿二丁目の女性専用バー、鉄板女酒場どろぶねに協力することになったよ。
黒いカウンターの上に新しい天板を貼って、マホガニー色のニスを塗ったよ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/2a2b9472a5e63940146f28a2dabf0866
DYKEの大工、す~さんです。
DYKEって英語が有る。
ダイクと読む。
欧米で、男性的な見た目の女性の同性愛者を指す元々は蔑称であるものを
ダイクたちがプライドを持って自称するようになった言葉だ。
今回、新宿二丁目の女性専用バーのDIYをお願いときたもんだから、
DYKEの大工です。
って言えると思って引き受けた。
それが言いたいだけのため・・・。
日頃は、自分はXジェンダー自認だからボーイッシュのレズビアンという自認にはならないとか
ごちゃごちゃ書いているくせに、
駄洒落のためならさらりと棚に上げるのさ。
※
棚に上げるべく、棚を作る。
落ち着いた色にできた天板の上に、
木材の色を残したワイン箱を乗せて、組む。
お客さんに向けて本棚にする箱、厨房に向けて食器棚にする箱、
塩梅よく向きを変えて並べてカウンターの上に置く。
隣同士の箱の枠板に又釘を打って繋いでいく。
又釘は本来、杭に針金を付けるなど、面に対して線を固定するためのものだ。
隣同士の物を固定するなら、かすがいが良かろうけれど、
薄い板同士だし、又釘をやたらと持っているので、使った。
カウンター天板に釘で打てば簡単に固定できるわけだが、
きれいに仕上げた天板のど真ん中に釘をぶち込む気になれない。
端っこだけ、釘を打ち込んだ。
厨房側に2㎝突き出すくらいの位置に取り付けて欲しい、という要望だった。
それはちょうどいい。
突き出た棚の下と、カウンター縦面に、直角の金具を取り付けてネジで固定した。
ちょっとガタつくので、もう一ヶ所だけ釘を打った。
並べた箱の上に、SPF材(針葉樹。やわらかい材)の板を載せて、釘で打つ。
2㎝の厚さの材を、ワイン箱の8㎜程度の板の側面に打つ。こころもとなーい。
ホームセンターで、なるべく反っていない材を選んで買ってきたが、
これからまた反るかもしれない。わからん。
咲きかけていたウチの花桃を瓶に活けてきた。
ふん。風流人気どりか。
※
あとは、レジ周りの目隠し棚を作るべし。
これもワイン箱を利用する。
ワイン箱には、それぞれのワイナリーの焼き印が入っている。
写真の棚の右端にも見えている。
よく見ると、最近の箱は茶色の塗料で印刷されているようだ。
近代化だね。
レジの所に「Cashier」と焼き印で文字を入れたら
統一感が出て乙なんではないか。
つづく
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