犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ホオズキカメムシ戦争

2024年08月20日 | イキモノタチ
20年くらい前、
ドジョウインゲンか何かを作った時に
あまりにカメムシが付くのでイヤんなっちゃって1年でやめた。
同じくらい前、トウガラシか何かを以下同文。

今年はナスにカメムシが付いている。
花実がなかなか付かないけれど、全体は元気が良いので、
気温が下がってきてからの収穫を楽しみにしている。
そのナスに、カメムシが付いている。いかん。



見慣れたヤツだ。
ちょいと細長めの身体だ。
くすんだ茶褐色なんだが、
翅を開くと、腹は鮮やかなオレンジ色なのだ。

枝に付いているヤツをはたき落として、
地面に落ちたヤツを踏み潰す。
その時にこの鮮やかなオレンジ色が目に入ってギョッとする。



以前、これが大発生した時に駆除した経験が有る。

洗面器など、広い器に水を張り、台所洗剤を溶く。
ヤツらのとまっている枝の下に器を持っていって、上からはたき落とす。

最初は割り箸かなんかで摘まんでは器に投げ込んでいたんだけれど、
それじゃ割りに合わない。
摘まもうとすると、枝の向こう側に隠れたりして、
捕まえにくい。

植物が傷付かないのであれば、叩き落とすのが早い。

ヤツらは樹液を吸う。
吸いやすい柔らかな場所に集まって付いているので、
けっこう効率良くはたき落とせるのだ。

洗剤の入った液に落ちたら、ほぼ即死である。
驚くほどあっという間に溺れて沈む。

昆虫は、腹の脇に呼吸器が有る。
ただ、表面が良く水を弾くので、水に入れても溺れない。

そこで、界面活性剤を混ぜてやると、
水を弾く力が無くなるので、溺れてしまうのだ。
南無三。



洗剤液の中に大量のホオズキカメムシが沈んだ。

すると、グレープフルーツに似た、しかし刺激的なニオイが立ってくる。
く、くっさー!!

これはたまらん。
ホオズキカメムシを煮詰めるとこんなニオイになるのだろうか。
ううう。耐えん。



不完全変態と言うのか。
幼虫は、成虫によく似た形だけれど、体色が淡い。
なーんとなく全体的に、やわらかそう。
確かめてないけど。

成虫と幼虫を駆除しただけではいけない。
卵を駆除しないと、次世代が数日後に生まれちまう。

卵は葉の裏に有る。赤茶色がかった金色である。

緑~薄緑色の葉の裏にこの色の卵は、目立つ。
駆除する立場からすると、ありがたいことだ。
見落としたくない。 
一つ残らず取り除きたい。


左側に移っている妙な黒いものは、ゴム手袋の指先である。



炎天下の作業。
どこが暑いって、手袋の黒いゴムの部分が焼けるように熱い。

夏は背抜きでゴム部は白い手袋にしよう。



ズッキーニがウリハムシに食害されている。

捕ろうとすると、フワ~~と飛び去ってしまう。クソ

それに較べたら、枝の反対側にモゾモゾと移動するだけのホオズキカメムシなんか
かわいいもんだと思う。
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