犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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暖房具119

2018年11月17日 | 介護ウチのバヤイ
サイボーグ009ならかっこいいんだけど。
私を助けてくれたのは、定期巡回ヘルパーMさんだった。



夕方、ケアマネさんから携帯に電話が入る。
「ぼやが有ったとか。」
えええっ!!
「定期巡回からもご報告したと聞いていますが。」
あー、携帯電話を今までチェックしていませんでした。

前日から冷え込みが強くなっていたので、
300Wの赤外線ストーブを出して、つけておいた。
60㎝くらいの、スリムな縦型の物だ。
底面にスイッチが仕込まれており、倒れると消える仕組みになっている。



定期巡回のヘルパーさんが来るのが、6時・12時・18時。
緊急事態が有ったら、いつでも呼べるように、コール機がベッドサイドに置いてある。
大きなスイッチで、分かりやすく押しやすい。
要するに、スピーカー式の電話機なのである。
通話状態になると、介護スタッフの事務所にいる人の声が聞こえる。
「はい!須山さん!どうなさいましたか!?」という感じ。

コール機本体はベッドサイドに有る。
転倒してしまって動けない、などとなったら、
コール機自体に近寄れない。
そういう時のために、ペンダント型のスイッチが有る。
これを、杖にくくり付けてある。
室内を移動する時も、杖を使っていれば、常に使っていれば、
いつでも助けを呼ぶことができる仕組みだ。

が、
先日、転倒したまま起き上がれなくなっていた時、
杖は目の前に有ったが、ボタンを押すことは思い付かなかった。



コール機の表面に、三つのランプが有る。
普段は黄緑色に点灯しているが、火曜の朝に
右端のランプが赤く点灯していることに気付いた。

巡回してくるヘルパーさんたちも色々チェックしてくれるが、
復旧しない。
電源コードを引っこ抜いてもリセットされない。
非常用のバッテリーが入っていて、切り替わるようになっているのだ。
それが分かって良かったとも言えるが。

はーん、ペンダント側のバッテリーの問題かな?
と思ったら、当たりだった。



メモによれば、
金曜12時半に、定期以外に、コール機のチェックに責任者が来てくれた。
電池切れが原因と判明し、電池を買いに行き、13時に戻って来ると、
赤外線ヒーターの向きが変わっていて、ベッドから煙が出ていた。
という。

いやはや。
電池を買って来る。という程度の用事で戻って来てくれたから、
ちょうど発覚した。

もう少し状況が違ったら、と思うと冷や汗が出る。
冷や汗くらいでは火事は消せない。



「やっぱりホットカーペットがお勧めですねー。」と
ケアマネさんも言う。
そうですよね。
もう、数年前から私はホットカーペットを提案してきた。
底冷えする我が家。友達の家で味わった床暖房。それに近いホットカーペット。

ところが、老母85歳は例によって受け入れない。
こたつもホットカーペットも嫌い。と言う。
「若い頃、それで足がじくじくした。」と、
当時は認めようとしなかったが、40年経った今、
水虫だったことを認めた。

もう、ご本人の意向など気にしていられない。
ここは私の家でもある。
燃えられちゃかなわないし、
毎日、家に帰るときに「有るかな?」と思うのはもうごめんだ。



ヘルパーさんは、飼い犬ジーロが移動した時に引っ掛けて
ヒーターの向きが変わったのではないか、と言う。
しかし、ヒーターの構造や、犬の動きを合わせても、
どうも考えにくい。

事故当時の様子を、母に聞こう。と思いながら、帰宅した。

「お茶碗割っちゃった。」
食卓も床も、おかゆやおかずや何かが散乱し、
茶碗のかけらは集めてあるが、
おや、また上履きを履いていない。

もはや、事故当時の様子を聞こう、なんて状況ではなかった。

イベント続きだよ。
せめて一日一個にしてくれよ。
一日一個。三日で三個。三個勃発して二個解決する。

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