昨日は月に一度の法螺の日でした。
念のため。
※
十数年前だったか、
たまたま庭を眺めていた時のこと。
隣家との境の珊瑚樹の上に、何かの鳥が舞い降りた。
その瞬間に、賑やかだった小鳥たちがひたっと鳴くのをやめた。
緊張が走る。
鳥は、はじめ鳩かと思った。
しかしもう少し大きいようでもある。
けれど、カラスほども無いようだ。
鳥が身体の向きを変えた。
猛禽の横顔だ。
ここ深大寺あたりでは初めて見た。
頭が灰色に見える。
タカの類でも最も小さい、チョウゲンボウだろうか。
見たことも無い目つきの鋭い鳥の登場に、
スズメもシジュウカラもヒヨドリもオナガさえも
しんと静まり返っている。
※
この頃は蛇を見かけることもずいぶん減ってしまった。
池を泳いで渡る姿は美しかった。
お隣の垣根にのこされた抜け殻は見事であった。
怖いと感じるのには、その形の美しさも理由にあるのかもしれない。
※
飼っていたハムスターが籠から脱走して、床下で暮らしていたことがある。
母ハムが仔ハムを一匹ずつくわえて引っ越したものだろうか。
2年以上経ってから、台所に父ハムが歩いているのが見つかった。
年老いてハゲチョロケになっていたが、まだすばしっこかった。
ペットとしてのハムスターの寿命は2年と言われるが、
彼は3年以上生きたことになる。
のびのびと床下で過ごしていたのだろう。
それにしても、繁殖しなくて良かった・・・。
念のため。
※
十数年前だったか、
たまたま庭を眺めていた時のこと。
隣家との境の珊瑚樹の上に、何かの鳥が舞い降りた。
その瞬間に、賑やかだった小鳥たちがひたっと鳴くのをやめた。
緊張が走る。
鳥は、はじめ鳩かと思った。
しかしもう少し大きいようでもある。
けれど、カラスほども無いようだ。
鳥が身体の向きを変えた。
猛禽の横顔だ。
ここ深大寺あたりでは初めて見た。
頭が灰色に見える。
タカの類でも最も小さい、チョウゲンボウだろうか。
見たことも無い目つきの鋭い鳥の登場に、
スズメもシジュウカラもヒヨドリもオナガさえも
しんと静まり返っている。
※
この頃は蛇を見かけることもずいぶん減ってしまった。
池を泳いで渡る姿は美しかった。
お隣の垣根にのこされた抜け殻は見事であった。
怖いと感じるのには、その形の美しさも理由にあるのかもしれない。
※
飼っていたハムスターが籠から脱走して、床下で暮らしていたことがある。
母ハムが仔ハムを一匹ずつくわえて引っ越したものだろうか。
2年以上経ってから、台所に父ハムが歩いているのが見つかった。
年老いてハゲチョロケになっていたが、まだすばしっこかった。
ペットとしてのハムスターの寿命は2年と言われるが、
彼は3年以上生きたことになる。
のびのびと床下で過ごしていたのだろう。
それにしても、繁殖しなくて良かった・・・。
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