今週は、男女二元論にもとづく性役割についての偏見について書いた。
問題提起するために書いている。
これはとても大事なことだと思っているから、書いている。
しかし、気分のいいもんじゃない。
気分の悪かったできごとを詳細にわたって思い起こし、精査して書き起こす。
まあ、忘れてみたところで、忘れきれずに沈潜して、
潜在的な怒りになって、脳みその作戦によって体に痛みを引き起こしたりしそうだから
分析したり書いたりすることははけ口になっているかもしれない。
読む側も、私と似たような立場で経験してきている人には、
気分のいいものじゃないかもしれない。
自身の不快な経験を連想させられているかもしれない。
おくちなおしに、今日は私が最近したスムーズなカムアウトの話を。
サックス高木の追悼ライブで、爆怒銃=BAD★GUN=メンバーとして演奏する。
サックスは20年来高木がつとめてきたので、当然、代役を招き入れることになる。
初参加のサックスS氏と、先日、打ち合わせをした。
彼は、私も25年来の付き合いであるバンドのメンバーである。
1年半くらい前に、セッションで一度ご一緒したことがある。
またの機会に一緒に吹きましょう、なんて挨拶してたら、こんな機会になってしまった。
悲喜交々よね。
打ち合わせの場に行くと、誰やら知らない別のバンドらしき人たちがいて、
手相を見てもらっている。
何やってるんだろう?サックス氏はまだ来てないのかな?と思って数分待っていた。
が、ふと、どうも見たことのある後頭部だと思って、手相を見ている人の顔を覗き込んだら、
S氏であった。
手相を見られるのか。
S氏は、その場の数人の手を見ては、その人のこれまでのできごとや今後について
あれこれ言い当てていく。
打ち合わせも進み、酒も進んだ頃、私の手も見てもらう流れになった。
「37歳の頃、大きな転機がありましたか?」
あーそれ、バンド活動全部やめて、家庭を持ってみたり鍼灸学校に入った頃ですわ。
「二十代前半に結婚してましたか?」
えーそれ、誰のことだろう??
いや、結婚はしてなかったんだけど、ゴニョゴニョ
結婚していない理由は、パートナーがいても同性の結婚というのは日本に無いので
していないという面もある。
そこを説明しないと、「結婚していない」という返事だけでは、
手相の読み方が変わってしまう。
ゴニョゴニョ言っているのも面倒なので、カムアウトした。
私は女が好きなんで、結婚というのには至らないわけでして。
自分でもどうかと思う言葉選びだが、
女性を異性と思っている感じが伝わらないと、レズビアンだと思われ、
それはそれでまた私の感覚とレズる。じゃない、ズレる。
かと言って、「トランスジェンダー」などという業界用語を使っても、
その内面は伝わらない。
その後、会話の中で、S氏は
「服のサイズ探すのとか、たいへんじゃないですか?」と私に言う。
おお、よくお分かりで。
彼はすんなりと「す~さんは小柄なオッさん」というところで受け止めてくれたようだ。
しかも私が困っている的を射ている。
これは付き合いやすい人だなあ。
高木みたいに単純に受け入れるのもいいし、
このようにピンと来てくれるのもいい。
セクションで吹くのがますます楽しみになった、良い打ち合わせだった。
問題提起するために書いている。
これはとても大事なことだと思っているから、書いている。
しかし、気分のいいもんじゃない。
気分の悪かったできごとを詳細にわたって思い起こし、精査して書き起こす。
まあ、忘れてみたところで、忘れきれずに沈潜して、
潜在的な怒りになって、脳みその作戦によって体に痛みを引き起こしたりしそうだから
分析したり書いたりすることははけ口になっているかもしれない。
読む側も、私と似たような立場で経験してきている人には、
気分のいいものじゃないかもしれない。
自身の不快な経験を連想させられているかもしれない。
おくちなおしに、今日は私が最近したスムーズなカムアウトの話を。
サックス高木の追悼ライブで、爆怒銃=BAD★GUN=メンバーとして演奏する。
サックスは20年来高木がつとめてきたので、当然、代役を招き入れることになる。
初参加のサックスS氏と、先日、打ち合わせをした。
彼は、私も25年来の付き合いであるバンドのメンバーである。
1年半くらい前に、セッションで一度ご一緒したことがある。
またの機会に一緒に吹きましょう、なんて挨拶してたら、こんな機会になってしまった。
悲喜交々よね。
打ち合わせの場に行くと、誰やら知らない別のバンドらしき人たちがいて、
手相を見てもらっている。
何やってるんだろう?サックス氏はまだ来てないのかな?と思って数分待っていた。
が、ふと、どうも見たことのある後頭部だと思って、手相を見ている人の顔を覗き込んだら、
S氏であった。
手相を見られるのか。
S氏は、その場の数人の手を見ては、その人のこれまでのできごとや今後について
あれこれ言い当てていく。
打ち合わせも進み、酒も進んだ頃、私の手も見てもらう流れになった。
「37歳の頃、大きな転機がありましたか?」
あーそれ、バンド活動全部やめて、家庭を持ってみたり鍼灸学校に入った頃ですわ。
「二十代前半に結婚してましたか?」
えーそれ、誰のことだろう??
いや、結婚はしてなかったんだけど、ゴニョゴニョ
結婚していない理由は、パートナーがいても同性の結婚というのは日本に無いので
していないという面もある。
そこを説明しないと、「結婚していない」という返事だけでは、
手相の読み方が変わってしまう。
ゴニョゴニョ言っているのも面倒なので、カムアウトした。
私は女が好きなんで、結婚というのには至らないわけでして。
自分でもどうかと思う言葉選びだが、
女性を異性と思っている感じが伝わらないと、レズビアンだと思われ、
それはそれでまた私の感覚とレズる。じゃない、ズレる。
かと言って、「トランスジェンダー」などという業界用語を使っても、
その内面は伝わらない。
その後、会話の中で、S氏は
「服のサイズ探すのとか、たいへんじゃないですか?」と私に言う。
おお、よくお分かりで。
彼はすんなりと「す~さんは小柄なオッさん」というところで受け止めてくれたようだ。
しかも私が困っている的を射ている。
これは付き合いやすい人だなあ。
高木みたいに単純に受け入れるのもいいし、
このようにピンと来てくれるのもいい。
セクションで吹くのがますます楽しみになった、良い打ち合わせだった。
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