犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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バードホイッスル

2016年02月07日 | なりもの
ことりのうたを歌った。
https://www.youtube.com/watch?v=116A2pnFcys

動画の中、梅の枝を見ると、樹皮が裂けている。
(40秒のツグミのとこなど)
これは、一昨年6月末の雹の傷痕だ。
https://www.youtube.com/watch?v=ZfD0YkErWCU

いたいたしいが、これで木々は生きている。
人間で言ったら、ケロイド状といったところだろうか。
樹皮がここまでいたんでいることは、木にとって楽ではないだろう。
他の枝が育ったら、いたんだ枝は剪定してやったほうが良いのかもしれない。



動画のために小鳥の映像を撮り貯め、
2曲ともかわいらしく短い歌だから、もうひとネタ何か無いか、と考えていた時、
友人からメールが届く。
「これ知ってる?」と、動画が添えられている。

ちょび髭に長髪の、ちょっと変わった風体の男が写っている。
その男が、「ぴるるるちちち」と
器用に鳴くのだ。
衝撃。小鳥男。

さっそく聞けば、バードホイッスルという物だという。
そのまんまだな。
インターネットで探したら、民族楽器の店がママゾン(仮名)で販売していた。
即購入。

写真のようなブツだ。
薄い何かの膜が、紙片に、金属の部品で固定されている。
これを、口に含んでよく湿らせた後、
舌の先に乗せて吹くと、これがぴょこんと口蓋のほうへ持ち上がり、
鳴る。

消耗品だが、よく乾かして保管すれば2週間くらいもつ、と説明にある。
私は吹き過ぎたのか乾燥が足りなかったのか、5日目にはいくら吹いても
鳴らなくなった。

最初は、鳥っぽくならず、なんぞ齧歯類でもあろう小動物の鳴き声、
という感じにしかならなかった。
3日目に、里山を散歩しながら練習した。
周囲からはホンモノの鳥の鳴き声が聞こえる。

師匠方は本当にうまく鳴く。
鳥は生まれたらすぐ上手に鳴くんだろうか。

仔犬は最初ぴーぴーと鼻を鳴らすばかりで、
数週間経つと声変わりしたように突然「わん」と吠える。
ウグイスのさえずりなどは、下手くそと上手があるようだ。
若い雄鳥はさえずりが下手で、それをぐぜりと呼ぶ。
私の笛の練習は、ぐぜりくらいには聞こえたろうか。

モズは、漢字で百舌と書く。
他の鳥の鳴き声を真似するから、百舌と書くのだ。
真似はかなり上手だが、なんとなく音色が違う。
ちょっと雑な感じだったり、
あれ?シジュウカラみたいだけど風邪引いたような声だな、
と思うと、モズである。
私の笛の練習は、モズのようにも聞こえたろうか。



財布にも入る笛だ。
遠足に持ち歩いてみると、興を添えるかもしれない。

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