犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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シャガに勝ってヤブランを敗らんとしハナニラに苦戦する

2022年04月08日 | うつろい
[あらすじ] 殖えて殖えて困る草は雑草と思えてくる。

庭の何ヶ所かをヤブランが覆っているのを、剥ぎ取りまくった。
地面を横に伸びて伸びた先でまた根を下ろして広がるのだ。
やたらに広がる。
しかし、根が浅いので、剥がしやすい。

ドクダミなんぞが殖えると、土を深く掘って根茎を取り除かないと、取れない。
取ったところできっと残り、また殖える。

目下最大の敵はハナニラである。
小さい草であるが、球根を持つ。
土の中に球が有るので、上から引いても抜けない。
引いたら切れて土中に球根が残ってしまう。
だから、掘り起こさなければならない。

しかも、成熟した株の周囲に子どもの球根ができる。
これが、直径2㎜くらいで葉も糸ほど細い。
篩の目など疎にして洩れ洩れ。
難敵である。

ハナニラが庭中にはびこっている。



思えば、亡父が老いて庭の手入れをしなくなってから、
いろいろな草がこの庭を制してきた。

デイジーの時代が有った。
庭一面がデイジーになった。
花の季節は一面真っ白になってそれは見事であった。
恐ろしい。
2年ほど堪能して、掃討した。

前後関係は忘れてしまったが、
オオキンケイギクの時代が有った。
花の季節は一面真っ黄色になってそれは見事であった。
調べたら、特定外来生物であった。
植えたりしちゃいけないヤツである。
母の言うには、どなたかから頂いたものだ、という。
それは犯罪ですのよ。
掃討した。

いろんな時代が有ったなあ。



シャガは日陰に殖える。
ヤブランのように地上を這う茎を伸ばして殖える。
根は浅いので取りやすい。
ヤブランほど密にならない。
しかし殖え過ぎたので、
去年、見たら抜いていた。

今年、ヤブランと戦い、ハナニラと絶望的な戦闘を繰り広げている。

思った。
もしや、
シャガを無くしてしまったから、入れ替わりに他のものが殖えているのではないか。
しまった。
もしそうだとしたら、
敵に回すのは浅いし疎であるシャガのほうが断然こちらに分が有るではないか。

ううむ。



今年、シャガをまるで見ない。
駆逐に成功してしまったのだろうか。

おーい、シャガ。
また殖えてもいいぞー

と呼んだところで、
シャガは三倍体なので種を作らず、だから飛ばない。
どっかから伸びてくるしか無い。
隣家にはみ出て残っているだろうか?



もう一つ、ハナニラの決定的に強い点が有る。

日向にも日陰にも生えるのだ。

こんな適応力の高いヤツはなかなかいない。
恐ろしい敵だ。



来週は雨が続くようだ。
今のようにちまちまと丁寧に取り除いていたのでは、間に合わない。
ざっとでもいいから全体的に減らすという方針で作戦を変更しよう。
武器(道具)も変える。
シャベルで掘り起こすのではなく、立ち鎌で掘る。
ざくざくじゃんじゃん進撃するのだ。
見ておれ。
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