最近一番、息を飲んだできごと

松本に着いて、コンビニの駐車場に車を停めて
何かをしていた時。

助手席の窓に、妙な物が貼り付いているのに気付いた。

それは、椿の葉の裏に見慣れた…
茶毒蛾の卵塊！

ヤツらの母親は、卵をかためて産み、それに
自分の体の毒針毛をなすり付けるのだ。

だから、見た目はただの薄茶色のケバケバ。
直径1㎝に満たない、薄ぺたいケバケバ。


なんでこんな所に！
と慌ててティッシュで拭い取ってしまったのが写真だが、
せっかくだからガラス越しに写せば、滅多に見られない
アングルからの卵が見られたはずだ。

これがもし車でなければ、
ケースを上から固定して、観察したかも。

ルーペで覗いてみると、
卵は鮮やかな深緑を内包している。
椿を食う以前に椿の葉の色を持っているんだ。


いや、しかし、これが助手席のウィンドウ、
しかも内側に付いていたのが謎の恐怖よ…