犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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見つかり物が止まらない

2017年12月14日 | 日々
[あらすじ] 探し物が見つからない。
そんな時はお釜に紐を結ぶと出てくるよ。
マジか!?
マジだった。


探し物をする時には、
前に使った時のことを、その後どこに置いたかを
思い出そうとする。

ネタファイルを前に見たのはいつだったか、
思い出せなかった。
いつ頃使ったのかを思い出せると、おおよそどの辺りの地層に埋もれているか、
見当がつく。

しかし、思い出せなかった。
思い出せないので、焦った。
焦ったのがいけないのだと思う。
思い出せないのなら、心当たりの場所を上から順に、掘り下げて行けば良いだけのことだ。



釜紐で一旦呼吸を整えて、「あらためて」探す。
すると、見つかる。



あらためて、落ち着いて、在ると思う場所を、当たり前の場所を、探す。



せっかくネタファイルが見つかったが、その夕方すぐにまた次の探し物ができた。
老母のキャッシュカードを私が預かっているはずだが、それが見つからない。
今度は金目だ。
出てこないと、再発行の手続きが必要だ。
本人がやらなければいけない部分も有ったら面倒だ。

次々と、先々の厄介な事がいくつも思い浮かび、
気持ちはよどみ、焦る。



いかんいかん、この心理状態では見つからない。
もう夕方だし、使うのは明日以降だ。
明日、明るい時間に落ち着いて探そう。
寝ちゃえ。



翌朝、すぐに、もう一箇所置きそうな場所を思い出し、
そこに見つかった。



釜紐によって、コツをおぼえたおかげか、割りに大騒ぎせずに見つけることができた。
探すべき場所を探していないだけのことなのだ。



ひさしぶりの長袖のシャツを着たら、
ポケットに何か入っている。

出してみたら、4月に失くしてしまった、バイクの自賠責のシールだった。
あの時は見つけることができずに、契約した郵便局に行って問い合わせ、
キットの中身は二人の局員で確認して入れているのだから間違いないと言われ、
でも再発行の仕方を調べてくれ電話番号も場所も調べてくれ保険会社にも問い合わせてくれて、
急いで新宿西口高層ビルに入っている保険会社の窓口まで
再発行してもらいに行ったのだ。

室内にある、自分のシャツのポケットに入ってるのにね。



そんな物まで出てくる。
この調子で行くと、もう探すことをあきらめたアレコレも出てきそうだ。

釜紐を教えてくれた同級生が言う。
「す~さんのお家は探してないものも出てきます。」
あああ・・・
亡父の書斎から、探していないアレやコレやが出てきますよな。

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