犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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体を冷やす食べ物:砂糖

2011年02月26日 | からだ
もちろん、冷たい物を食べれば体は冷える。
こりゃ当たり前。分かる分かる。
それは置いといて。。


夏が旬の物も、体を冷やす。
トマト、きゅうり、なす、ゴーヤ、レタス・・・
うまくできているものだ。


夏の野菜は、育つのが速い。
速くできた物、というのは体を冷やす。


逆に、ゆっくり育った冬や春の野菜は、体を温める。

かぼちゃ、かぶ、大根、
からし菜、つくし、ふき・・・

調味料なら、時間をかけて醸成された
味噌や醤油は、体を温める。



本日、槍玉にあげられるお気の毒な食べ物は・・・

砂糖

特に、精製された白砂糖。
これは、ことに体を冷やす。


そんなことない!
吸収が良いから、食べてすぐに体のエネルギーになって温まる!

と思う。。

確かに。砂糖は以前に書いたように、糖類の中でも一番小さい部類なので、
消化して細かくする必要も無く、つまり胃や小腸まで行くまでもなく、
口や食道からさえ体内に吸収される。

効果の速さの理由だ。


けれど、これは痛いストレッチや熱いお湯と同じではないだろうか。

パッと燃えるけどすぐ消えちゃう。

これが、却って体を冷やすことになるのではないだろうか。



前にも書いたように、糖分を取ると血糖値が急に上がり、
それを下げるためにインスリンが一気に出る。

この血糖値の乱高下を繰り返していると、
血糖値を一定に保とうという体の仕組みが疲弊してしまう。

この状態が低血糖症だ。

食べても、短時間のうちに血糖値がグンと下がって、
いろいろな症状が出る原因となる。



でも、脳のエネルギーになるのは砂糖だけなんでしょ?

って、いろんなところにそう書かれている。
NHK「今日の健康」の雑誌にも、そういう連載すら、有る。

確かに脳のエネルギーになるのは単糖類だけど、
それを砂糖で取る必要は無く、でんぷんだとかを消化して作れば良いので、
なにも最初から砂糖の形で食べなきゃいけないということは無い。

砂糖をまつりあげる風潮が有るようだが、
これは却って深い冷えを作る結果になっている。

甘い物を食べることが、様々な痛みの原因になっているケースが非常に多いのである。

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