犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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調理台を取り戻す

2020年07月14日 | 介護ウチのバヤイ
[あらすじ] 母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
2週間あまり前に特別養護老人ホームに入居した。
それまで、冷蔵庫と台所を私は自由に使えなかった。

昨年の夏に冷蔵庫を買い替えたが、母が使いやすいように、
最下段が野菜室の引き出しになっているものを選んだ。
上の扉に母が物を出し入れすると、もれなくタレがこぼれてそこから下が汚れてしまうからだ。
では上の扉を開けたメイン室を私が使ったかと言うとそうでもない。
私が使っていると、母は刺激されて結局は開けて何かを出し入れしてしまう。
だから、上の扉の取っ手には貼り紙をしていた。封印である。
ただ、実は両開きの扉なので、私はたまにそーっと右から開けていた。

調理台の上は、腰が曲がった母にも物が手に届くように、
棚を置いて物が近くに置けるようにした。
その分、スペースは狭くなった。
火傷や落とし物が危ないので、母には調理を諦めてもらっていたので、
狭いのはかまわない。
ただ、私が不便であった。

調理台のすぐ下が引き出しになっている。
一番上の引き出しを開けてすぐのところにスプーンなどが入っている。
母はそこからスプーンを出して、調理台の上で何かをする。
何かをすれば、必ずこぼれる。
その時、引き出しは開けっぱなしである。
引き出しの中にタレがかかる。
引き出しなので、段々とタレ伝って、下の引き出しの中にも少しづつタレがかかる。
掃除がたいへん。



せめて、一番上の引き出しは、手前の一区画だけを使えば済むように、
普段使う道具はそこに全て入れられるようにした。
しかし、母はそれを理解するよりは、今までどおりに行動する。

先日やっと、この一番上の引き出しを掃除した。
引き出しを引き出して、全体を洗った。
中身を出して全部洗った。

引き出しの奥の区画は、使わないでいた。はずだ。った。
が、中からカビた木の箸が出てきた。
丸い。祝い箸か。正月に使ったものか。
数ヶ月前、ここの物を全部洗ったのだが、あれは年が明けてからだったか、去年のことだったか。

数々の箸を洗ってみて、おののいた。
洗った水の汚れようがすげえ。
うーむ。

金属のもの、スプーン、フォーク類は、追々楽しく磨きたおすこととしよう。



私は菜箸を使わない。
長くて使いにくいから。割り箸を使う。
母が使うための竹製の菜箸が有る。使うことも無くなっていたが、有る。
これも汚れているし、焦げ果てているし、私は使わないので捨てよう。
と、思って、見ると、6本有る。
3膳ね。
と、思って、見ると、長いの3本と短めの3本だった。

やれやれ。



[あらすじ] 扉に手形が浮かび上がった。呪いか!?
いや、カビだ。

電子レンジの前の調理台に、かすかに見えるのはカビではないか。カビであるよ。

見て見ぬふりをしてきた「電子レンジの下」に着手する。
まずは、電子レンジ本体。
中は既に掃除してある。
持ち上げて、移動させて、筐体の外側を全て掃除する。

振り返る。
電子レンジが置いてあった所。
思ったほどいろいろ落ちてないな。
いつもいろいろ落ちているから、ここはたまに掃除していた。

とは言え、カビ。



勢い付いたので、電子レンジの横のトースターとその下も掃除せねば。

電子レンジもトースターも、私はほとんど使わないのだが。

トースターも、全体を掃除する。
下面が開くようになっていて便利だなあ。
ほほう、ここは突起になっているのか。黒い樹脂製の部品が

と思ったら、パンのかけらが炭化して付いているだけだったり。



その横は調味料や油の瓶や急須などがあれこれ置いてある。
全部どかして、調理台を磨く。
濡らして、蚊取り線香の灰をぶちまけ、ラップで手をくるんでこする。
仕上げはメラミン樹脂様。
で、ピッカピカ。



やっと、調理しやすい調理台になった。
野菜室も掃除したし、足元のすのこも撤去したし。

何食うべ
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