犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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枇杷の弱剪定とシロダモの強剪定

2022年02月24日 | うつろい
庭の南西に枇杷の木がある。
鳥が種を運んだものだろう、勝手に生えてきた。
ある年、ツツジの植え込みの上に枇杷の若木が姿を見せたのだ。

それまで何年かかったのだろう。
3年くらいだろうか。
枇杷は九年にして生らずとかなんとか言うとおり、
その後5年以上は実を付けなかった。



幼い頃に住んでいた家の勝手口だか風呂場を出たとこだか、
とにかく家の北側に、枇杷の木が有った。ような気がする。
記憶違いかもしれない。
ヤツデの記憶と混ざっているかもしれない。

枇杷の実の控えめな甘さが好きだ。
「甘さひかえめ」と言う時の「ひかえめ」は「少なめ」という意味だが、
今言っている「控えめ」は、「あの方は控えめな方ですね」という時の
「謙虚さ」を感じさせる意味だ。
枇杷の実の甘さは「あたしビワです!こんな味ですヨロシクね!」なんて
主張してこない。
枇杷はラッパーに向いていない。
レペゼン以前。



初めて実を付けた年は嬉しかった。
実は小さいものの、甘みが凝縮されていた。
案外、枇杷も主張するものかもしれないと思うほどだった。

しかし、木が大きくなると、枝も実も高くなって採りにくいし、
味が薄くなった。
控えめなのがいいなんて言いつつも、
あんまり味が薄いと魅力も薄れてしまった。



このままではいかん。ということで、
今年は手入れをしている。

冬に花を付ける。
その時点で、適当に間引く。

枇杷の花は、上向きに房になっている。
上のほうは摘み取る。



これだけでもいかん。ということで、
今日はちょっと剪定した。

あまり強い剪定をすると、木の元気が無くなってしまうと言う。

今年の実の味を良くするために、
実を付けている小枝の多いところは間引いた。

あと、庭の端っこに生えているものだから、
木の上方に電線が通っている。
電線に枝が触れないように切らなければいけない。

今度の冬に、上のほうを切ろう。
せいぜい今年は上のほうで実を付けてもらうとしよう。



枇杷の実の景気が悪いのにはもう一つ理由が有ると思う。
すぐ南隣にシロダモが生えているのだ。
クスノキの仲間の常緑樹だ。
その日陰になっている。

そう考えて、シロダモを切ることにした。
何年か前、お隣さんに言われてバッサリと切った。
高さが6メートルくらいになっていたのを、半分足らずのところで切った。
そこからじゃんじゃん枝が出て、元の木阿弥かってくらいに伸びているのだ。
調べてみると、切ったのは3年前だった。

木質はぎっしりと詰まって重たいし、
湿った感じの葉はてらてらと重たい。
たった3年でこれくらい伸びるのでは、たまらない。
もう少し下まで幹を切ることにしようかな。
まあ、もう50㎝くらい。
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